既存サイディングの劣化、一部を張り替えます


現状の写真でみてもお判りいただけるように、かなり劣化し剥がれが生じています。こちらのお宅では窯業系サイディングを使用していますが、
釜業系サイディングはセメントが主成分の為重く、衝撃などに弱いためこのように一部が欠落してしまう劣化症状が良く見られる外壁材でもあります。
ご自宅も築15年経たれていますので、窯業系サイディングの寿命を優に過ぎているため仕方ないと言えるでしょう。
今回は外壁塗装を行うのですが、その前にこの部分のサイディングのみ張り替えてから塗装されることをご決断されたので、今回は撤去作業の様子をご紹介します。



撤去しようとしたところなかなか、剥がれない為笠木を外してみてみると、笠木の部分でサイディングを笠木の金具の下に入り込ませて、釘でしっかりと固定されていました。
2000年以降に建てられた戸建てのサイディング外壁の施工方法は「通気構法」という工法で施工されていることがほとんどですが、今回の現場は直貼りという空気層を取らずに
防水紙とサイディングの間に隙間をつくらずに施工する方法をとっていました。直貼り工法には欠点があり、サイディング材が防水紙に接しているため、
建物の外側と内側に温度差によって発生した結露(湿気)が、サイディングの裏側と防水紙の間に留まってしまい、サイディング材に浸透してしまうことがあります。
結露の浸透が進行すると、サイディング材の塗料が剥がれてしまったり、膨れてしまったりします。
一度直貼りで施工されたら、素人目には直貼りなのか、通気構法なのかわかりませんし、通気構法に変える場合は一部ではなく全ての外壁を一度撤去しなければなりませんので大変ですね。
次の記事では撤去した部分に新しいサイディングを貼ります!
撤去した部分に新しいサイディングを貼る様子は
➡豊中市で撤去した部分に新しい窯業系サイディングを貼っていきますをクリックしてご覧ください♪
記事内に記載されている金額は2018年12月22日時点での費用となります。
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