台風通過後、現場調査に伺いました
今回は地域新聞に掲載されている弊社の広告をご覧になり、築15年が経過していることもありそろそろ外壁塗装を考えていたところ
台風が通過し、被害があるかどうかも含め一度見に来てほしいとのお問い合わせを受け、現場調査に伺わせていただきました。
ご自宅は豊中市にある2階建ての屋上付き住宅なので、外壁の点検だけではなく屋上の劣化状態なども詳しく調査させていただきました。
◆外壁のクラック


まずは外壁の状態からお伝えしていきます。
外壁は窯業系サイディングで施工されていました。台風によってできたと思われるクラックと、経年劣化によってできたと思われるクラックが多数確認できました。
サイディング外壁に出来てしまったクラックは塗装を行う前にコーキングを充填し補修しなければなりません。


外壁に出来たクラックを長期間放置していると雨水が外壁の中に染み込み、下地までダメにしてしまい、室内に雨漏りしてしまうという結果を招いてしまいます。
更に外壁のクラックを放置したことにより下地までダメになると、下地の交換もしなければならず工事費用も高くついてしまうので、
外壁にクラックが見られた場合は、早急に対処することが、お家もお財布も守る最善の対策です。
◆シーリングの劣化も

更に現状のシーリングの状態ですが、縦にジグザグと亀裂が入ってしまっているのが写真からもお判りになるかと思いますが、
一般的なシーリング材の寿命は5~10年程度と言われています。築15年が経ち、今年は大きな地震と台風にも見舞われ
ずいぶん前に役目を全うし、既に正常な機能を発揮できず朽ちている状態です・・・
シーリングの劣化の放置は危険?
この亀裂部分からも雨水が染み込み、下地を劣化させ、家を蝕んでいくのでこちらも早急な対応が必要です。
外壁塗装の平均的周期はなんの問題もなければ早いころで築10年頃からといわれていますので、シーリングの寿命より少し長いですよね。
その為、外壁塗装はまだ必要ないけどシーリングの劣化が目立つということでシーリング工事だけ行う方もいらっしゃいます。
◆サイディング外壁の欠落


こちらの写真は屋上部分の内側のサイディングですが、この部分は一部が剥がれてしまっていたり、カビが発生していたりと、見るからに残念な状態になってしまっていました。
剥がれ落ちた外壁の内側までカビが生えてしまっていますので、雨水が染み込んでしまっていたと思われます。
この部分は傷んだ部分のサイディングを撤去して、撤去した部分に新しいサイディングを貼って補修しなければなりません。
ですが、この部分は屋上部分の内側なので剥がれてしまった破片も外側に落ちなくてよかったですね・・・
剥がれた破片は小さく、軽いですが屋上の高さから落ちてきたり、飛散すればそれなりに破壊力はあるので、ケガや破損に繋がりかねません。
以上が外壁の調査結果とその結果に伴い考えられる工事内容のご説明です。
★次の記事では、屋上の調査結果と対策方法をお伝えしていきます。
➡豊中市の築15年2階建て住宅の現場調査~屋上編~をクリックして続きをご覧ください。
記事内に記載されている金額は2018年12月24日時点での費用となります。
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