屋上の現状を調査
前回のブログでは外壁の状態をご紹介しましたが(外壁の状態は➡豊中市の築15年2階建て住宅の現場調査~外壁編~をクリック)
今回は屋上の状態を詳しく調査、ご説明したいと思います。現状の屋上はFRP防水によって施工されていましたが
やはりいたるところに劣化が見られました。以前に一度2階部分から雨漏りしたこともあるそうなので念入りに見ていきましょう!


まず前述で、こちらの屋上はFRP防水(FRP防水の詳細は➡FRP防水って、どんなもの?をクリック★)によって施工されているとお伝えしましたが、
劣化状態の様子を見るとFRP防水の特徴がとてもわかりやすく確認できます。FRPは繊維強化プラスチックの略称で、ガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチックなので
劣化によるひび割れの割れ方も、ガラスが細かくヒビ割れたような様子で割れているのがお判りになるかとおもいます。
FRP防水の耐用年数は10~12年と言われていますのでこちらも耐用年数を過ぎているため、防水機能は働いていないと考えて良いでしょう。
更にFRP防水は長時間の紫外線に弱いため、5年に一度トップコートのみ塗り替えて防水層を守ってあげなければ平均的な耐用年数よりも早くダメになってしまいます。
さらにベランダよりも屋上の方が紫外線の当たっている時間は長いため、劣化するスピードも少し早いとも考えられます。
今回はFRP防水の塗り直しと仕上げにトップコートを塗って生まれ変わっていただきたいと思います!
台風によって運ばれてきた飛散物・・・

劣化ではありませんが、こんな物も屋上にいらっしゃいました(-_-;)
台風による強風でどこかから飛ばされてきた瓦です・・・なかなかの重みもあるので人に当たっていたらと思うとゾっとします。
話が少し逸れますが、今回の台風ではこういった飛散物が外壁に当たり外壁が剥がれてしまった方も多かったですね。
どこから飛んできたものかも不確かなため処理に困っている方も多く見受けられました(-_-;)
破風板の塗膜も大分劣化していました

こちらは破風板の写真ですが、色がまだらに見えています。写真上で遠目に見ると穴が開いているように見えますが
ベニヤの破風板に白いペンキで塗装していたのですが、塗膜が劣化で剥げてしまい斑になってしまっています。
破風板の役割は主に文字のごとく風を抑え、耐風性の向上ですので塗膜が剥がれただけでは大した問題ではありませんが、美観の点から塗りなおした方が良いでしょう。
以上が現場調査の結果です
今回の現場調査では外壁編()と屋上編に分けてご説明させていただきました。
各々劣化部分や、劣化状態などに合わせて早め早めに適切な対処をした方が良い部分が多かったですね。
次回はいよいよ、傷んだお家を復活させる為着工時の様子をお伝えしていきます♪
記事内に記載されている金額は2018年12月24日時点での費用となります。
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