外壁に続いて屋根・その他の部分の現状を調査
さて、震災後、高槻市にて5階建ての集合住宅の現場調査に伺いました~外壁編~
の記事で外壁の現状をご紹介させていただきました現場の続きをお伝えしていきます。
今回のブログでは屋根や階段などの共有部分の現状をご覧ください。
スレートにはコケがびっしり・・・


5階建ての集合住宅ですが、陸屋根ではなくこう勾配屋根なので少し怖いですね・・・(*_*;
屋根はスレート屋根ですが、変色もしかり、コケが一面にびっしりと発生してしまっていました。
屋根は外壁よりも大幅に紫外線が当たる時間も長く劣化しやすいというのは仕方のない事でもありますが、
塗膜が剥がれその状態を放置していると、雨水を吸収しやすくなり日当たりの悪い箇所にはコケが発生してしまいます。
それでもここまで全面的にコケに覆われている状態も珍しいです。板金自体にはそれほど劣化も見られないので屋根を葺き替える場合でも
板金はこのまま現状使用しているものを再利用しても問題はなさそうです。
共有部分の劣化状況は?

階段部分の写真です。
現状は長尺シートで施工されています。
著しく劣化した様子はありませんでした。
長尺シートは硬くて丈夫なため
ひび割れれなどが発生しにくい床材です。
廊下部分も同じ長尺シートで施工されています。
こちらも長尺シート部分に劣化はあまりみられませんでした。
側溝部分は経年劣化が見られますが、外壁程の緊急性はなさそうです。
長尺シートは耐久性だけだはなく、耐水性も高くデザインも豊富です。
その為、多くの集合住宅で使用されている床材ですね


ここまで共有部分に大きな問題はありませんでしたが
問題は階段部分の天井にありました・・・
天井の断熱材が剥離してしまっているため、
空気中の水蒸気が溜まり水滴となってポタポタと
落ちてきてしまっている様です。
現場調査の結果・・・
外壁、共有部、屋根の調査結果は以上です。
以上の事を踏まえてお見積りをご提出させていただきました結果、
改修工事を行うことをご決断されました!
今後は改修工事の様子をお伝えしていきたいと思います。
記事内に記載されている金額は2018年12月21日時点での費用となります。
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