玄関の上から雨漏りしていました
大阪北部地震以降、玄関上から雨漏りしているとのお問い合わせがあり現場に伺いました。
現場を拝見したところ、外壁にクラックが入っていました。以前にも同じ個所にクラックが発生していたようで補修はしてありましたが、もともと劣化していたこともあり今回はクラックの補修ではなく、既存の外壁の上からサイディングを貼る「カバー工法」で雨漏りを止める方法をご提案しました。
まずは胴縁を取り付けます


まずは既存外壁と新しく貼っていくサイディング外壁の間に空洞を意図的に作るために胴縁と呼ばれる木材を取り付けていきます。(この辺りの詳しいお話はご自宅の外壁、直貼りか通気構法かご存知ですか?の記事をご覧いただけるとわかりやすいかと思います)
今回は胴縁に木材を使用しましたがより耐久性の高い樹脂製のものを使用する場合もあります。

胴縁を取り付けたら水切りなどの先付の部材を取り付けます。
モルタル外壁の上からサイディングを貼る場合防水しーとは必要ありませんが、既存のモルタル外壁の劣化が酷い場合などは胴縁を取り付ける前に防水紙を貼る場合もあります。
胴縁の隙間に注目

写真を見ると取り付けた胴縁と胴縁の箇所がぴったりくっついている個所と少し離れて取り付けられている個所があるのがお判りいただけるかと思いますが、これは内部結露が起きた際に空気の通りが悪いと乾燥しづらく、下地や胴縁を傷ませてしまうため空気の通り道としてわざと隙間を開けている個所があります。
次はこの上にサイディングを貼っていきます
2000年前後はサイディングは胴縁を取り付けずに直貼りしていましたが、今は胴縁を取り付ける通気構法が基本です。この胴縁があるか無いかで家の寿命は大きく変わるということだけは知っておいた方が良いでしょう。
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記事内に記載されている金額は2019年01月15日時点での費用となります。
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