高度な技術を要する土壁、聚楽仕上げ

↑聚楽仕上げの和室の土壁

↑聚楽仕上げのトイレの土壁
まずこちらの住宅の内壁には一部土壁で施工されている個所があり
その土壁も「聚楽仕上げ」と呼ばれる繊細な技術を要する仕上がりで施工されていました。
(聚楽仕上げについては京壁など呼ばれる事も多く細かい定義がありますが今回は省略します)
土壁は左官職人が作り上げるものですが、近年左官職人は年々減少傾向にあり、
そうした中で高度な技術を持つ職人たちは年齢という壁により非常に希少です。
単純に左官と呼ばれていますが、左官の技術の奥深さはそれは素晴らしいものです。
最近では挾土秀平さんという左官職人さんの技術が日本だけでなく世界で注目されています。
(興味のある方は彼の作品を是非検索してみてください。素晴らしいの一言です)
少し話が逸れてしまいましたが、それほど土壁の仕上がりは職人の技量によって
出来栄えが左右される為、この立派な聚楽仕上げの壁を復旧するとなると
一度撤去して塗りなおしてもう一度聚楽仕上げで仕上げなければなりません。
もちろんこの既存の土壁を施工した職人が復旧工事をする訳ではない為、
同じような仕上がり、完成度にしなければならないという不安要素は残ります。
タイルも被害を受けています


お風呂場やトイレのタイルも亀裂が入ってしまっています。
このような地震の影響を受けた部分のタイルは建築当初から
貼ってあるものなので年数的にも貼り替えがベストだと思います。
お見積りでは貼り替えをご提案させていただきましたが
予算と相談しながら貼り替えが難しそうであれば
また違う補修方法を考えていかなければなりませんね!
クロスも貼り替え


こちらは土壁ではなくクロスの壁ですが、
この部分にも大きくクラックが入ってしまっています。
クロスは貼り替えをご提案していますが、クロスの貼り替えにも
外壁塗装などと同様に下地処理がキレイな仕上がりに影響します。
今回はクラックも入ってしまっているので、パテと呼ばれる
下地処理剤で処理してから新しいクロスを貼っていきます。
以上で現場調査は終了
以上で現場調査が全て終了しました。
少し左官の話で熱くなりすぎてしまった感じがありますが、
今は内外に限らず土壁がある住宅は少なくなってきていますので
少し興奮気味に説明してしまいました・・・
あとはお客様と相談しながら方針を決めていきます。
弊社ではお見積りまでは調査費・出張費等はいただいておりません!
全て無料で調査、点検、お見積りさせていただきますので
お気軽に→コチラ←からお問い合わせください★
↓ お電話でのお問い合わせはフリーダイヤル ↓
0120-920-841までおかけ下さい!
記事内に記載されている金額は2019年02月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。