箕面市の築18年2階建て木造住宅でモルタル外壁の下塗りを行っています。
下塗り材には微弾性フィラーを使用。微弾性フィラーとはどんなものなのか
それについても詳しくご説明させていただきたいと思います。
下塗り材は微弾性フィラーを使用

こちらの現場の既存外壁はリシン吹付で仕上げられているモルタル外壁です。
今回はローラーでなみがた模様(パターン仕上げ)をつけて仕上げていきます。
下塗り材には微弾性フィラーを使用して塗装していきます。
下塗り材には「プライマー・シーラー・フィラー」と種類があり
それぞれに異なる特性があり塗料の形状も異なります。
今回使用しているのはフィラーで、フィラーには時間経過とともに
傷んだ下地の凹凸をなくし下地の調整をするという特徴があります。
↑のコラムも参考にご覧ください★)
そのためクラックが発生しやすいモルタル外壁などには最適な下塗り材です。
既にクラックが入っている外壁の補修にも対応します(ヘアークラックのみ)
すごく簡単に説明するならば、厚みがあり柔らかい材料なので
外壁の動きに適応することが可能で更に下地の凹凸もカバーしてくれる。
といった感じでしょうか・・・
なみがた模様(パターン仕上げ)

さらに今回はローラーでなみがた模様をつけていきます。
(パターン仕上げとも呼ばれる)
モルタルの仕上げにはいくつかの種類があり、
このなみがた模様はモルタル外壁のお宅でも良く見られる仕上げです。
ローラ工法では、使用するローラーを変えて仕上げの模様を変えていきます。
なみがた模様をつけるときは砂骨ローラーと呼ばれるものを使用します。
ですがただローラーを転がせばキレイな模様で仕上がるわけではなく、
職人さんの技量により仕上がりの出来栄えに差が出るので要注意です。
あまり腕のない方に頼むと影が出来たりと失敗してしまう場合もあるようです。
更になみがた仕上げの場合は塗料の厚みをしっかりとつけることが可能で
ひび割れなども塗膜の部分で止めてくれる等のメリットもあります。
下塗りが終了


下塗りが終了して乾燥したら中塗りと上塗りの作業にはいります。
あとは付帯部などの塗装を行えば外壁塗装工事も終了です!
完成まであと少し、足場を外すのが楽しみですね。
記事内に記載されている金額は2019年02月12日時点での費用となります。
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