以前現場調査に伺った大阪市福島区の築30年の3階建て建物の
屋上防水工事がいよいよ着工しました。施工不良があった現場です。
現場調査の記事は ↓ コチラ ↓
大阪市福島区の3階建て建物で雨漏りが発生。原因は屋上防水の施工不良です。
工事に入る前にもう一度現状の劣化状態をご紹介していきます。
なにが施工不良なのか?


築30年で一度もメンテナンスなどの改修を行わなかった屋上です。
既存はゴムシートが施工されていますが、こちらの現場「欠陥工事」です。
実は8年前に弊社でこの現場の外壁塗装工事を行わせていただいています。
その際に屋上も見たところ、なんと立ち上がり部分にシートが貼られておらず
素地のまま当時は22年間過ごしていたことが分かりました。
勿論8年前に屋上の防水工事をご提案しましたが当時は予算の都合でできず、
8年経った今やっとこの屋上の改修工事を行えることになりました。
昨年の台風の時に雨漏りしたとの事ですが、むしろこの状態で
昨年まで雨漏りしていなかったことが不思議なくらいです。
既存ゴムシートの破断


先ほども記載した通り、この屋上は平場にしかゴムシートが貼られていません。
そのいたる箇所でゴムシートが破断しており、もうボロボロです・・・
今回行う防水工事は塩ビシートとウレタンの複合で施工していきます。
平場から立ち上がり部分まで塩ビシートを絶縁工法で施工し
パラペット部分はウレタン防水で施工していきます。
シート防水の場合既存の劣化があっても既存の防水材を撤去しなくても施工可能です。
ただしある程度の下地調整は必要となりますので金額も少し高くなります。
ついでにフェンスも塗装します

こちらは2階バルコニーに設置してあるフェンスです。
錆がすごいです。このフェンスも勿論30年間1度もメンテナンスしていません。
ケレンに手間がかかりそうです。2階バルコニーの防水工事は行いません。
こちらも予算の都合上難しいとの事で仕方がないですね・・・
さて、屋上の現状はこのような状態です。
ここからどんどんキレイに復活していく様子を想像すると嬉しいですね!
記事内に記載されている金額は2019年02月12日時点での費用となります。
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