心配だった現場の防水工事がまた一つ無事に終了しました
コチラの現場は、雨漏りがするとご連絡いただき見に行きましたが、
屋上の防水工事がきちんと施工されていなかった為に起きた雨漏りです。
弊社で8年ほど前に外壁塗装を行わせていただいた際に施工不良に気が付き
直ぐに防水工事をした方が良いとお伝えしましたが、予算の都合上先延ばしに・・・
築30年は経っているとの事で今まで良く雨漏りしなかったなと思うばかりでした。

施工前の状態は・・・

↑立ち上がり部分が素地のまま

↑破断した平場部分のゴムシート
塩ビシート、機械的固定工法(絶縁工法)で施工

↑シートと下地をくっつけるディスクの跡

↑立ち上がり部分までシートを巻き込んで施工することで防水性UP
今回は既存のゴムシートの上から新しい塩ビシートを
機械的固定工法(絶縁工法)という手法で施工させていただきました。
この絶縁工法とは、下地とシートが全面ぴったりくっついているわけではなく
写真上でも見える丸いディスクと呼ばれる箇所のみくっついています。
このディスクをシートの上からディスクヒーターと呼ばれる機械で温めることにより
熱でシートが溶けてこのディスクとしっかり密着するという仕組みです。
さらに素地のまま30年間過ごしてきた屋上の立ち上がり部分にも
しっかりと塩ビシートで施工しておきました。
平場から連続でパラペットの天場~裏側までしっかりシートを貼ることで
ジョイント部分(シートとシートの繋ぎ目)が少なくなるため防水性もUPします。
脱気筒の取付と改修ドレン

↑脱気筒

↑ドレン
脱気筒とは下地のコンクリートに含まれている湿気をここから排出させることで
シートが膨れることを防ぐために約50㎡に1か所設置します。
シートが膨れるとシート自体が薄くなり耐久性が悪くなってしまうので要注意。
ドレンは最低でも年に1回は清掃することを心がけましょう。
点検用ハッチからこまめな点検を

下から上がってくるタイプの点検用ハッチがあります。
ここから定期的に屋上に上がり小まめにお客様自身で点検してくださいね。
とお客様にお願いして今回の工事が無事に終了しました。
メーカーの保証も10年間付いているのでこれでしばらくは安心です!
メーカー保証は防水工事に使用する材料メーカーが指定している
施工方法や材料を使用していない場合はつかないので注意しましょう。
費用削減で余っていた指定外の鋼板を取り付けていたり、
決められた数よりもディスクが少ない場合は保証対象外です。






弊社では【点検、調査無料・お見積り無料】
契約しなくても現場調査費等は一切いただいておりません!
どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。♪
◆ フリーダイヤル ◆
0120-920-841

こちらの現場は原元が責任を持ち担当させていただきました!

記事内に記載されている金額は2019年02月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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