浜松市中区のアパートにおいて塗装工事における現場調査を行いました。弊社で住宅外壁塗り替え工事を終えた御主人様から「うちで経営しているアパートが何棟かあるんだけどそろそろ塗り替えないといけないんだよなあ」と相談され、今月まず1棟工事したいとの事になり、現場調査を行いました。
前回の塗り替え工事から10年近く経ち、正に塗り替え時です。遠くから見てもスレート屋根(カラーベスト屋根)はかなり劣化が進んでいるのが分かります。

パイプを支える金属バンドはサビの進行が進み過ぎ、塗装においては末期症状と言えます。この様な場合、無理に塗装するのでなくステンレス製のバンドに交換するのが賢明でしょう。一生懸命サビを削りサビ止め塗料を塗ったとしてもサビの再発は早いと判断します。

鉄骨階段の手すりの一部ですが、この様な強烈に錆びたものを塗装する場合、通常のサビ止め塗料は使いません。サビの再発を充分抑えてくれる特殊なサビ止め塗料を2回以上塗ります。

外壁はいわゆる経年劣化ですので高圧洗浄でしっかり粉を取り去り、壁にしっかり浸み込む「浸透シーラー」を充分に塗り、確実に上塗り塗料を2回塗装すれば問題ないでしょう。

劣化がかなり進行しているスレート屋根(カラーベスト屋根)です。高圧洗浄で古く浮いた塗装膜や汚れ等を除去したあと下塗り作業をするわけですが、このような状態のものは下塗り塗料を思い切り吸い込みます。吸い込んだ後乾いた状態を見てみると、塗装したかどうか分からない状態に見えます。吸い込み過ぎて表面まで塗料が残らないわけですね。このような場合乾いた後再び下塗り塗料を塗ります。それでも吸い込む場合はまた更に塗装し、濡れ色(飴色)になるまで繰り返すのです。そうしてやっと下塗り塗料の役目を果たすので、この作業はとても重要と言えますね。
記事内に記載されている金額は2019年01月08日時点での費用となります。
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