下貼りテープを貼っています

マスカーと呼ばれる養生材料があります。
これはテープとナイロンが一体化したもので塗装などの工事で多く使われています。
何十年も前は先にテープを貼り、そこに単体のナイロンをくっつけて養生しました。

画像のテープは紙質のものです。
なぜこれを貼るかというと、直接マスカーなどの布テープをアルミサッシに貼ると、養生を剥がした時にテープ糊が残ってしまう時があるからです。
テープ糊が残らない紙テープを先に貼り、その上から布テープなどを貼っていきます。
ナイロンで窓を覆っています

このように窓などを汚したくない所を養生するのですが、塗装の場合テープをどこに貼るかは大事なポイントになります。
塗る所と塗らない所の境界はテープの位置で決まりますから、それ次第で見ための印象が変わってきます。
窓枠ならどこまで塗装を近づけるか、枠のどこまでの塗らない部分をのこすのか、を考えてテープを貼っていきます。

養生をしてから撤去するまでは一軒の住宅を塗装工事する間、貼りっぱなしになります。
その間雨が降ったり強風にさらされたりもします。
そうなると当然頑丈にしなくてはなりません。
少々の風で剥がれてしまうような養生では意味がないですね。
各所に注意を払って養生します

工事中もお家の方の生活に支障があってはなりません。
例えば画像のような玄関では当然常に出入りがなされます。
養生がしてあってもドアが動くような貼り方を必要とします。

窓だけでなく様々な所に養生が必要になります。
ここまでは塗料が飛んでこないだろうと考えていた所にも風などによって付着している場合も多々あります。
テープの貼りおさえが甘いと塗料が侵入しますし、丈夫でなければ風に剥がされます。
塗るべきでない所はしっかり養生で守り、きれいに生まれ変わったお家になるよう、基本的な養生作業はしっかりこなしたいですね。
記事内に記載されている金額は2019年10月24日時点での費用となります。
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