
旧コーキング(既存)の状態です。このような平らな面のコーキングは少しばかり状態が良くても必ず全て撤去します。この上に直接増して打っても効果はありません。必要な厚みがないと強いコーキングとならないからです。

壁の両サイドにコーキングが密着するのはいいのですが、奥正面はコーキングが密着してはいけません。三方向に密着しますと建物が動いた時に切れてしまうからです。

コーキングをうつ前に必ずプライマーという下塗り塗料を塗装します。コーキングをしっかり密着させる為です。

コーキングにはたくさんのタイプがあります。たとえばシリコーンシーリング。ここで注意が必要なのは変成シリコーンというものを使う事です。「変成」と名の付くものでないと塗料がくっつかないからです。(コーキングを塗装しなければ問題ありません)そしてもう一つは「ノンブリード」と言われるタイプを選択します。コーキングからは可塑剤という成分が出てきます。可塑剤がにじみ出てきた所の外壁は黒いシミになります。見苦しいので避けたいですね。可塑剤を出さないのがノンブリードタイプのコーキングという事です。

更にもう一つは「低モジュラス」というタイプのものを使いましょう。モジュラスとは引っ張る力に反発する力の事です。「低モジュラス」ですから反発する力が低いという事ですね。ようするに引っ張られてもついていく、という事だから壁の動きに追従してくれるという事です。これで壁とコーキングの亀裂を防ぎます。
記事内に記載されている金額は2018年11月24日時点での費用となります。
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