上越市大和地内の店舗併用住宅の外壁張替え工事についての報告です。
前回の引き続き東面店舗上部の外壁張り作業とそれにまつわる笠木等の取合い金物との施工について報告します。



前回の報告では、東面の外壁張替えを状況を報告していましたけれども引き続いて報告します。
東面の軒天部分の水切金物を設置、新規外壁を張り進めている所まで報告をおえていました。
その後外壁を張り進める中、既存部分の笠木金物(テスリ上に立ち上がっている壁の最上部の雨押え)の状況が確認されます。
既存の笠木板金がそのまま使用できるかを検討します。既存外壁は、12mm材でした、新規外壁材は16mm材料です。この数ミリ圧さの違いと外壁通気をどの様に保つかを検討します。既存の笠木板金も錆を呼んでいる、新規外壁が4mm厚く下地金物の厚みもあること、そしてこれから20年以上の雨漏りを防がばねとの職人魂からの議論、現状利用では最高にならない、新設で笠木金物を新設することと決定。
そして既存板金を撤去、内部側の外壁材をも撤去します。


笠木板金を撤去した状況です。裏側にも錆が及んでいました。これ位の少々の錆では塗装することで問題はありません。
しかし、変更の大きな理由は上記にも書きましたけれども、外壁材の厚みと外壁通気を確保するという施工法を推し進める為、新設設置と判断しています。当然下地から今以上の納まりを検討します。


笠木内部にも、窯業系サイディングが張られています。右は笠木金物と既存外壁を撤去した状況です。内側の下地材料もけっこう水分で黒ずんだり、下部が無くなってしまっています。このように内部は見えないまま痛んでしまっていることがあるんです。釘一本から、コーキングの切れからこのようなことが起こってしまいます。
もし外壁工事の機会があるならば、ぜひ既存外壁を取り外す外壁張替え工事をおすすめします。


以前の投稿で報告していますけれども、軒天水切の設置後スターター金物を取り付け、その後上面へ張り上げて施工を進めます。笠木の処理も検討していますので予定通り進めます。張り分け部分の処理も検討しながら納めて行きます。



記事内に記載されている金額は2017年09月22日時点での費用となります。
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