万年塀の設置に至るストーリー
さいたま市北区の広い敷地のお宅の塀(万年塀)のお直し工事の模様です。
なぜ、万年塀を設置し直すか?の答えは劣化してきたからなのですが、それに繋がるプロジェクトストーリーがあったので、お話しします。
まず、こちらのお宅の陸屋根(屋上のような平らな屋根)点検を昨年末に行ったのですが、敷地内にある多数の高木から葉が落ち、排水口を詰まらせていました。
屋根の清掃は定期的に行われているのですが、何せ、落ち葉の量が多く、ジャングルのようになって、日当たりも悪くお客様も長年悩まれていたようですが、今回、高木伐採作戦を決行されました。
その際、重機の出入り口が必要になり、万年塀の一部を取り除いて高木伐採の為の重機搬入口を作りました。そして、丁度万年塀の1列は、劣化で倒壊の恐れがあり危険と気にされていて、万年塀も設置し直す事となったのでした。
排水口が落ち葉で詰まった陸屋根
さいたま市北区のお宅の陸屋根です。ご自宅の高木からの落ち葉がいっぱい溜まり排水口が詰まっています。
陸屋根と同じ形状のベランダやバルコニーの排水口の詰りも大きな雨漏り原因です。ゴミ・汚れで劣化も進んできます。できるだけこまめにお掃除を行ってください。お掃除のタイミングが防水劣化チェックとなり、不良個所を早期に発見できることになります。
伐採した高木たち
大きくなりすぎた敷地内の高木です。
年々徐々に大きくなっていく樹木です。木の高さが気になっていても時が経つに連れ伐採の決断がしにくくなるものです。
※住宅の不良個所を見つけた際は、劣化が進み工事が大掛かりにならない様に素早い決断をお願い致します。
劣化した万年塀
経年で劣化し、壊れた万年塀です。
とても、がっしりしている万年塀ですが、重さがあるだけに倒壊のおそれがあるととても危険です。ご自宅の隣は、駐車スペースですが、一番古い危険な万年塀の部分は、この際設置し直しです。
重機搬入口
撤去した万年塀の一部から高木伐採のための重機が入りました。
高木伐採終了
伐採が終わった樹木と再設置予定の万年塀です
高木伐採作業が終わり、新規の万年塀設置までの間、重機の搬入口にとしていた部分に応急手当のシートを取り付けておきました。
万年塀の設置1日目
既存の万年塀をショベルカーで解体撤去
万年塀の支柱
万年塀設置の為の支柱です。
万年塀は、等間隔で支柱を垂直に立てその間にコンクリート板を挟んで積んでいき、一番上に屋根あたる笠木を載せて仕上げていきます。
万年塀の支柱設置場所を計測し決め仮置きします。
万年塀の支柱設置の為穴掘りです。
穴を深く掘ります。
深く掘った穴に万年塀支柱設置
万年塀の支柱をコンクリートで固定
万年塀のすべての支柱をコンクリートで固めました。
支柱と支柱の間に万年塀の基礎部分に当たる一番下の平板も高さをそろえコンクリートで固定(根入れ)します。
支柱と基礎を固定するコンクリートが固まるまで数日かかります。
その為 もう一度設置状況、位置をチェックして、万年塀の設置1日目作業終了です。
この後残りの作業は、並板とかさ木を取り付ける工程等になります。
※さいたま市 上尾 伊奈 蓮田 白岡 春日部 鴻巣 周辺の皆様へ
住宅の劣化が進むと危険度や費用が増していきます。
不良個所発見時や定期点検には、
街の外壁塗装やさん さいたま伊奈店 の無料点検をお使いになり、
早期にメンテナンスをして下さい。
記事内に記載されている金額は2020年05月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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