折板屋根はその軽量性と耐久性から、倉庫や工場、商業施設などで広く使用されています。「見たことあるよ！」という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
しかし、金属製であるために錆びが発生しやすいという問題を抱えています。特に、日本のような高温多湿な環境では、錆びは避けられない課題となります！(>_<)
折板屋根が錆びる原因はいくつかあります。
まず、雨水や湿気が直接金属表面に触れることで酸化が進み、錆びが発生します。さらに、屋根表面に堆積した塵や汚れが長期間放置されると、それが湿気を吸収し、錆びを促進することがあります。
また、トタン屋根のような素材は特に錆びやすい性質を持っており、適切なメンテナンスを怠ると錆びが進行しやすくなります。
錆を防ぐには、何といっても錆止めを使った屋根塗装が一番効果的です！錆止めは、錆びから屋根を保護するために非常に重要な役割を果たします。
錆止め塗料を使用することで、錆びの発生を防ぎ、屋根の耐久性を向上させることができます！錆止め塗料は、金属表面に保護膜を形成し、酸化反応を抑制します。これにより、長期間にわたって錆びの発生を抑えることが可能となるのです(^^♪
適切な錆止め対策を施すためには、まず現場の診断が必要です。
錆びの状態や進行具合を確認し、その内容に応じて適切な対応を行うことが求められます。
例えば、表面に軽度の錆びが発生している場合は、錆びを除去した後に錆止め塗料を塗布しなければなりません。
経年劣化が著しい場合は別の方法でのリフォームが必要になることも…
一方で、錆びが深刻な場合には、部分的な修繕や、屋根カバー工法・屋根葺き替え工事でのリフォームが必要となることもあります。
錆止め塗料を選ぶ際には、折板屋根の素材や環境条件に応じた製品を選択することが重要です。トタン屋根の場合、一般的には亜鉛メッキ鋼板用の錆止め塗料が使用されます。この塗料は、トタン表面に強力な保護膜を形成し、錆びの発生を効果的に防ぎます。
また、塗装を行う際には、屋根の状態や施工方法を考慮する必要があります。例えば、折板屋根の表面が凹凸で覆われている場合、塗料が均一に塗布されない可能性があるため、専門業者による施工をおすすめいたします。
さらに、塗料の種類や色を選ぶ際には、屋根の美観や遮熱効果も考慮することが大切です。遮熱効果のある塗料を選ぶことで、室内の温度上昇を抑えることができ、エネルギー効率の向上につながります(・o・)
錆びの進行を防ぐためには定期的なメンテナンスが必要です！
折板屋根の錆びを防ぐためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。特に、長期間放置されている折板屋根は、錆びが深刻化しやすく、修繕が困難になることがあります。錆びの進行を防ぐためには、定期的に屋根の状態を診断し、必要に応じて錆止め塗装を施すことが重要です。
塗装工事が完了した後も、定期的に屋根の状態を確認し、必要に応じてメンテナンスを行うことで、錆びの再発を防ぐことが可能です。トタンや瓦のような金属素材の屋根は、特に錆びに弱いため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません！
稲城市押立でサビが進行したアパートの折板屋根を屋根塗装工事でメンテナンスします
稲城市押立で屋根塗装工事をおこなっています！
アパートの屋根塗装工事で、鉄板を折り曲げて作られている折板屋根が葺かれています。過去に何度か塗装工事によるメンテナンスをおこなった事があるそうですが、サビが大分進行している状況でしたので、折板自体が劣化してしまう前に塗装工事でメンテナンスしていきます。
建物は
二階建ての鉄骨造のアパートです。
屋根は
折板屋根が葺いてあります。折板屋根は、0.6〜1.2㎜厚の鋼板を大きな波型に成形した屋根材です。この独特な形状により、折り曲げることで強度を向上させ、薄い鋼板でも建物を守ることができます。耐久性が高いため、コストパフォーマンス面でも優れています。自由度が高く、倉庫や工場などで多く使用されているのが特徴です。
全体的に塗膜が劣化していて錆の浸食が始まっています。
サビをこのままの状態にしてしまうとサビが広がっていき、折板屋根自体に穴を開けてしまう事もあります。そこまでサビが進行してしまう前にサビ止めを塗布しての塗装工事でメンテナンスしていきます。
高圧洗浄で汚れを落とし、ケレン作業で下地調整が終了しましたので、塗装工事にとりかかります。使用する塗料はサビ止めと仕上げ塗料で、
サビ止めの役割は、金属表面にコーティングを施すことでサビの発生を防ぎ、屋根の耐久性を向上させることです。サビ止めを行うことで金属表面が保護され、外部からの悪影響を受けにくくなります。
また、サビ止めを適切に行うことで、塗料の密着性が向上し、塗装の効果も長持ちします。これにより、金属屋根の美観を保ちながら、耐久性を高めることができます。
通常の塗装工事は下塗り材を塗布する下塗りと仕上げの塗料で中塗り・上塗りと２回塗って仕上げていきますが、金属屋根の場合はサビ止めが下塗りの代わりとなりますので、仕上げ塗料が性能を発揮できるように作業していきます。
仕上げの塗料です。
水谷ペイントのＰＳマイルドコートを使用します。高耐久の塗料で、仕上げの塗装が通常２回塗りで仕上げるところを１回で性能が発揮できるように作られた塗料です。
早速サビ止めを塗装していきます！ケレン作業でサビが浮いた部分は除去しており、既存のサビの上に塗装する事でこれ以上のサビの進行を抑えてくれます。仕上げ塗料の下塗りも兼ねておりますので、塗りムラなどの無い様に丁寧に作業していきます。
今回の
屋根塗装工事は
税込み500,000円で承っております。屋根の面積や塗装面の劣化状況などによっても変わりますので、まずは
お気軽にご相談ください(*^^*)
折板屋根の錆びは、見逃されがちな問題ですが、適切な対策を講じることで長期間にわたり屋根を保護することができます！錆止め塗料の選び方や施工方法に注意し、信頼できる業者に依頼することで、安心して屋根のメンテナンスを行うことが可能です。
定期的な診断とメンテナンスを行い、折板屋根の美観と耐久性を維持することが重要です。お客様の声や事例を参考にしながら、最適なリフォーム方法を選び、折板屋根の錆び対策に取り組みましょう！(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年09月02日時点での費用となります。
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