モルタル外壁のクラック(ひび割れ)は、多くの住宅で発生する一般的な問題です。
特に、モルタルはセメントを主成分とするため、乾燥や建物の構造に影響されやすく、ひび割れが発生しやすい素材といえます。
外壁に発生するクラックは、見た目の問題だけでなく、住宅の内部にまで深刻な影響を与える可能性があるため、早めの対応が必要です(>_<)
クラックが発生する原因
モルタル外壁のクラックはなぜ発生するのでしょうか?一緒に見ていきましょう!(^^)/
乾燥収縮
モルタルが施工された際、乾燥過程でセメントが縮むことがあります。この乾燥収縮が原因で、外壁に小さなひび割れが発生します。
乾燥による収縮は、施工後しばらくしてから発生することが多く、特に高温多湿な気候条件ではひび割れのリスクが高まります。
乾燥による収縮は、施工後しばらくしてから発生することが多く、特に高温多湿な気候条件ではひび割れのリスクが高まります。
建物の構造の動き
建物は、地震や風などの外力、または地盤の動きにより、わずかながら動きます。この構造の動きがモルタルに負荷をかけることで、外壁にクラックが生じることがあります。
特に、建物の基礎や柱などに負担がかかる箇所でひび割れが発生しやすくなります。
特に、建物の基礎や柱などに負担がかかる箇所でひび割れが発生しやすくなります。
クラックの種類と特徴
モルタル外壁に発生するクラックには、幅や深さによって異なる種類があります。以下に、代表的なクラックの種類とその特徴を示します。
ヘアークラック(細かいひび割れ)
幅が0.3mm未満の非常に細かいひび割れです。
主に乾燥収縮や施工不良が原因で発生します。このクラックは外壁の表面だけに発生し、内部への影響は少ないため、すぐに重大な問題にはつながりにくいですが、放置すると次第に拡大し、雨水が浸入する可能性があります。
主に乾燥収縮や施工不良が原因で発生します。このクラックは外壁の表面だけに発生し、内部への影響は少ないため、すぐに重大な問題にはつながりにくいですが、放置すると次第に拡大し、雨水が浸入する可能性があります。
構造クラック(深いひび割れ)
幅が0.3mm以上で、モルタル層だけでなく建物の構造部分まで達するひび割れです。
このタイプのクラックは、建物の構造の動きや地盤沈下などが原因で発生します。放置すると雨水が内部に侵入し、建物全体の耐久性が低下する恐れがあります。
このタイプのクラックは、建物の構造の動きや地盤沈下などが原因で発生します。放置すると雨水が内部に侵入し、建物全体の耐久性が低下する恐れがあります。
クラック補修の方法
モルタル外壁のクラック補修には、ひび割れの幅や深さ、発生した場所の状況に応じて適切な対応が必要です。
一般的なクラック補修の方法を紹介します(^^)/
一般的なクラック補修の方法を紹介します(^^)/
ヘアークラックの補修
ヘアークラックの場合、表面のみの問題であるため、シーリング材やフィラー(補修剤)を使った補修が有効です。
まず、クラック部分をきれいに掃除し、フィラーを塗布します。その後、表面を滑らかに整え、必要に応じて再塗装を行います。
まず、クラック部分をきれいに掃除し、フィラーを塗布します。その後、表面を滑らかに整え、必要に応じて再塗装を行います。
構造クラックの補修
構造クラックの場合は、より専門的な補修が必要です。
まず、クラックの幅や深さに応じて、適切な補修材を使用します。幅が広い場合には、シーリング材や補強材を使ってクラックを埋め、さらにモルタルで上から覆うことで強度を保ちます。
補修後は、再塗装を行って外観を整え、防水性能を向上させます。この補修には費用がかかりますが、建物の耐久性を保つためには欠かせない作業です!(^^)/
まず、クラックの幅や深さに応じて、適切な補修材を使用します。幅が広い場合には、シーリング材や補強材を使ってクラックを埋め、さらにモルタルで上から覆うことで強度を保ちます。
補修後は、再塗装を行って外観を整え、防水性能を向上させます。この補修には費用がかかりますが、建物の耐久性を保つためには欠かせない作業です!(^^)/
クラック補修の費用とおすすめの業者選び
クラック補修の費用は、ひび割れの大きさや発生した場所、使用する補修材などによって異なります。一般的に、ヘアークラックの補修は比較的安価で、費用は数万円程度が目安です。
一方、構造クラックの補修は、補修箇所が多くなるため、10万円以上かかることもあります。
クラック補修を行う際には、信頼できる業者に依頼することが重要です。業者によっては、施工後の保証がついている場合や、定期的な点検を提供しているところもあります。業者選びの際には、過去の施工実績や口コミ情報を参考にすることをおすすめします。
クラックを放置するリスク
クラックを放置してしまうと、外壁のひび割れから雨水が浸入し、内部の断熱材や構造材が劣化するリスクが高まります。
また、湿気がこもることでカビや腐食が発生し、建物の寿命を縮める可能性があります。
そのため、ひび割れが見つかった場合には、早めの対応が建物の維持にとって非常に重要です。
では、クラックができたモルタル外壁の塗装工事の様子をご紹介します!(^^)/
では、クラックができたモルタル外壁の塗装工事の様子をご紹介します!(^^)/
立川市柴崎町でモルタル吹き付け仕上げの外壁塗装、クラック補修と下塗りを進めていきます
立川市柴崎町で外壁塗装工事をおこなっています!
モルタル吹き付け仕上げの外壁で、汚れの付着などが目立ち始めてきたので塗装工事をご希望されていました。細かなクラックも入り始めていましたので、補修作業も同時におこなって塗装工事で仕上げていきます!
高圧洗浄とクラック補修
塗装工事を開始しますので、まずは高圧洗浄をおこなっていきます。
見た目にはそれほど汚れが付着していなくても、外壁は結構汚れています。高圧洗浄では、付着した汚れや劣化した塗膜などを洗い流すことが目的で、洗浄がしっかりとおこなわれていないと塗料の付着が弱くなってしまい、浮や剥がれに繋がってしまいます。塗装で仕上がると見えなくなる部分ですが、重要な工程になります。
それ程大きなクラックは入っていませんが、小さなものは結構あります。高圧洗浄をおこなった事ではっきりと確認出来る場合もあるのですが、細いものは下塗り材で対処する事も出来ますが、大きなクラックはヒビ割れ補修を実施する必要があります。
塗膜がヒビ割れているのか、モルタルの壁下地からクラックが入っているのかでも補修方法が変わります。今回はヘアークラック程度の割れでしたのでシール作業で埋めていきます。
下塗り作業で仕上げ塗料の付着性を高めます
下地処理作業が完了し、実際の塗装作業に取り掛かります。
その前に、塗装しない部分に養生作業をおこないます。マスキングテープやビニールなどで塗装しないサッシやタイルなどを多い、塗料の付着による汚損を防ぎます。養生した中には外壁が仕上がったとに塗装する鉄部や木部などもありますので、外壁上塗り完了後にその他の付帯部塗装をおこなっていきます。
塗装工事は3回塗りで仕上げます。そのうちの1回目を下塗りといいます。
下塗りには塗料の密着性を高める役割もあります。下地処理を行うことで、塗料が外壁にしっかりと密着し、剥がれや剥がれを防ぐことができます。また、下塗りによって外壁の保護性や耐久性も向上させることができます。
外壁塗装工事において、下塗り工程は必要不可欠な工程であり、適切な下塗り作業が行われることで、外壁の美しさや耐久性を保つことができます。外壁塗装を失敗させないためにも、下塗り工程には特に注意を払う必要があります。外壁塗装工事はラジカル制御型の塗料で税込み690,800円から承っております。下地の状態や塗装する面積によっても変わりますので、塗装工事をご検討の方は街の外壁塗装やさんまでお気軽にご相談ください(*^^*)
モルタル外壁のクラック補修に関する情報まとめ
モルタル外壁のクラック補修は、建物の耐久性を保つために欠かせないメンテナンス作業です。ひび割れの幅や深さ、原因に応じて適切な補修方法を選び、信頼できる業者に依頼することで、住宅の資産価値を長く保つことができます!
放置せず、早めの対応を心がけることが、建物の健康を保つ最良の方法です!
街の外壁塗装やさんでは、お住まいの点検・お見積もりの作成は無料で承っております!外壁のことならなんでもお任せください(*^_^*)
放置せず、早めの対応を心がけることが、建物の健康を保つ最良の方法です!
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記事内に記載されている金額は2024年09月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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