墨田区のお客様は外壁がALCで出来ています。前回の塗装は15年以上前で、ついに壁からの雨漏りが始まってしまったそうです。漏っているのは窓の周りとの事。ALCの外壁によくある雨漏りのタイプです。ALC外壁同士の継ぎ目や窓廻りのシーリングの劣化が原因となることの多い症状です。かといってシーリング工事だけでは足場が勿体ないので外壁も塗装工事を行います。よくみると外壁のALCにもひび割れが発生している部分もあるので良いタイミングでしたね。

ALC外壁の角の部分に大き目のヒビ割れが起きています。足場を掛けないと詳しい状況が見れないのも悩ましいところですが、シッカリと対処していきます。


お客様のご要望で、極力長持ちさせたい、というご要望がありました。そこで今回のALC外壁塗装に選んだのはダイフレックス社の「ダイヤスーパーセランフレックス」という超高対候・超低汚染型変成無機塗料です。


もともとからある超対候・超低汚染型変成無機塗料であるスーパーセランシリーズからの派生商品ですが、2017年に「水性 柔軟・透湿タイプ」として発売された新しい塗料です。無機塗料の特徴である「硬い」が「劣化しにくく」「汚れにくい」という要素に「柔らかく」「割れにくい」という要素を取り入れた夢のような塗料で、ALC外壁など柔軟性の求められる素材に対してより適応できるように開発されました。そんな夢のような仕様になりながらも耐候性は全く変わらないので今回の塗装工事に強くオススメした次第です。

ALC外壁への塗り替えには、専用の下塗り塗料を使用していきます。無機透湿微弾性フィラー「ダイヤセラトーシツプラス」です。下塗りを行った後に、スーパーセランフレックスを二度塗り重ねて仕上げます。
初期コストはもちろん通常の塗料よりは高くなります。でも考えてみてください。通常のシリコン系塗料が10~15年の期待耐用、スーパーセランフレックスが25年程度の期待耐用ですが塗装費用(材料代+作業費)は倍にはなりません。
足場のコストがかかるような大きな建物だったり、狭小地のお客様には絶対オトクだと思いますよ!
記事内に記載されている金額は2018年08月26日時点での費用となります。
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