屋根や外壁の塗膜の傷みが苔・藻・カビを繁殖させる原因となると街の外壁塗装やさんでは常日頃から言っていますが、本日は中央区月島で行ったお住まいの無料点検でそのような事例を見つけたので、紹介したいと思います。塗膜にかなりの傷みが出ていたのは屋根でした。

屋根材は化粧スレートで、厚みがあるものです。意匠として縦に細いラインが複数入っています。ここで屋根の表面に注目してください。おそらく経年でできたものだと思われますが、細かい窪みがいくつも確認できると思います。そして、この窪みにはもれなく苔が生えているのです。窪みの部分にちょうどいい塩梅で雨水が溜まり、繁殖に適しているのでしょう。窪みのない部分にはあまり苔が生えてないことからも明らかです。
こちらは雨水が塗膜を傷めるという画像


同一の建物なのですが、日の当たり方で全く別の建材に見えてしまっています。こちらの黒っぽいスレートの中央の水平ラインあたりに注目してください。ちょうど、スレートの下端で水が溜まりやすい部分であり、変色していることが分かります。そして、この変色部分、縦に太く短い白い線が並んでいます。実はこちら、塗膜が剥げ欠けてきた部分で基材の白い部分が見え始めているのです。屋根の棟に近い部分ではスレート材が脱落し、その下のスレートを固定している釘の頭が見えている部分もあります。


施工が悪いのか、設計が悪いのか、窓枠からのクラック
こちらの建物は窯業系サイディングで窓枠からボードの端までクラックができています。窯業系サイディングをL字に加工して窓枠に取り付けたようですが、設計か施工に問題があったのか、クラックが斜めに縦走しています。かなり深く割れているようなので、この部分はボード1枚ごと交換した方がいいかもしれません。チョーキングも発生しています。屋根も外壁も早急にメンテナンスしないとより費用がかかる次の段階へ入ろうとしいます。屋根も外壁も雨が降ればより悪化していますから、冬の乾燥している時期に直してしまいたいものです。
記事内に記載されている金額は2019年01月22日時点での費用となります。
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