千代田区よりも神田といった方が知名度は高いのではないでしょうか。オフィス街として機能もあり、そして数多くの出版社や古本屋がある文化の街である神田、最近は少子化も進んでおりますが学生街としても有名であり、安い飲食店も多いですから、かなり住みやすい街ではないでしょうか。再開発も大分、進みましたが、それでも戸建て住宅はそれなりに残っているものです。本日は戸建て住宅の防水工事前の点検にやって来ました。

土地を有効活用するべく、屋上を備えた戸建てが多いのもこういった都内の特徴です。羨ましいとは思うのですが、屋上を備えられる陸屋根は勾配がある通常の屋根と較べると、水捌けが悪く、メンテナンスの頻度も高くなるというデメリットもあります。まずはその屋上から点検していきましょう。


雨水が浸入していると思われる箇所が複数
現在、雨漏りしているということです。本日、雨ということで点検日としては最適の条件です。陸屋根で、しかも屋上なので、転落などの事故が起こることもありません。いろいろと雨水が浸入しそうな部分がかなりあります。こちらのコンクリートの部分は浸入した雨水で内部の鉄筋が錆び、割れてしまったのでしょう。ウレタン塗膜防水が施工されていますが、表面だけでなく、内部の防水層まで裂けているであろうクラックが複数あります。


外壁も問題あり
外壁の防水性が低下したからなのか、雨漏りのためにこうなったしまったのか、おそらくその両方が原因で塗膜が剥がれている部分もかなりありました。外壁はモルタルで軒天にもモルタルが吹き付けられています。塗膜が帯状になって剥がれているところも複数ありました。このまま放置すれば、より病状は悪化していきます。まずは陸屋根の防水工事を行い、雨水が浸入してくるところを確実に一つずつ潰していきましょう。なお、外壁塗装は外壁材そのものが吸水しているので、充分に乾かした上でリスクを減らすため、透湿性の高い塗料を使うことをお薦めします。
記事内に記載されている金額は2019年01月23日時点での費用となります。
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