歩行可能な屋上でも備えていない限り、ご自分で点検なさる際に死角になりやすいのが屋根の上です。地上からは見にくいし、全く見えないというお家も存在します。先日、中央区佃で行ったスレート屋根の塗装前点検では屋根の上で大変なことが行っていました。

これが問題のスレート屋根です。苔や藻の発生もなく、やや色褪せているくらいで、この画像では不具合は全くなさそうに見えます。このくらいの状態の時に塗り替えを行えば、耐用年数もかなり伸びそうな印象も受けます。しかし…

一箇所だけ割れており、割れた部分は行方不明になっていました。他の部分は全く問題ないのに、ここだけ何故か横方向に割れており、下のスレートを固定している釘が露出しているのです。日焼け具合から見てみると、スレートが重なっていた部分と重なっていない部分の色の差があまりありませんから新築後、かなり早い段階で割れて、露出していたことが分かります。
よく観察してみますと釘が少し浮いていることが分かります。スレートは4~5mm程度の厚さのものですから、こういった段差があるところに重ねられたものを踏んでしまうと簡単に割れてしまうのです。釘を最後まで打ち込まず、その上を踏んでしまい、大きくひびが入り、その後に完全に割れてなくなってしまったのではないでしょうか。スレート屋根材の割れはほとんどの場合、施工時の踏み割れが原因という人もいますから、その可能性は高いと思われます。屋根塗装はこの部分を差し替えてからとなります。お客様に写真とともに伝えたところ、大変、驚かれていました。現在、雨漏りはしていないそうなので、悪影響がでないうちに工事することをお勧めしました。
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