板橋区徳丸で3階建てのお家にお住まいのお客様から「2階のバルコニーの床の表面が剥がれてきたのと排水路の流れが悪いので見てほしい」とご相談がありました。3階部分にもバルコニーはあるのだが、調子が悪いのは2階部分だけだそうです。

お客様のおっしゃる通り、排水路に水が溜まり、砂や土が溜まり、苔などが繁殖しています。なぜか排水路にアングル材が横たわっており、壁際にはペットボトルがあります。お客様にお聞きするとアングル材は立てかけておいたものが先程、倒れてしまったらしく、ペットボトルは排水路の汚れを流すために使用しているそうです。
バルコニーの床面にはトップコートの塗膜にひびが入っており、剥がれが発生しているものもあります。塗膜の剥がれが大きいところではFRP防水の下地が完全に見えており、ガラス繊維も見えています。これ、まずいですね。FRPのポリエステルもガラス繊維も基本的には吸水しませんが、ガラス繊維はその繊維の間の隙間に水が染み込みます。この染み込んだ水が凍ったり、水蒸気になると体積が膨張するので剥離が始まるのです。現在の状態であれば、トップコートを塗りなおすだけで済むでしょう。
バルコニーの排水路は途中から排水勾配が取れていないらしく、途中からは土や砂が溜まり、苔も生えています。排水勾配を取り直すには下地から直さなければならず、大規模な工事になります。まずはトップコートを直し、排水路はこまめに掃除するのが現実的でしょう。
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