塗装が出来る傷み具合かを調べます

立川市幸町で屋根の調査をおこないました。スレート葺き屋根で塗装工事を検討されている建物です。今までメンテナンスをおこなった事が無いそうで、今回が初めてのメンテナンスです。表面が劣化していて北面にはコケの付着が出ていて、ヒビ割れも何箇所か入っていました。ヒビ割れの程度ほそれ程でもありませんので、塗装工事は可能と判断しました。


スレート屋根は塗装をおこなわないと、表面が劣化して汚れが付着したり割れが出てしまいます。撥水性が落ちる事が問題で、雨水を弾く性能が落ちてしまうと雨水を吸い込み劣化が進行してしまいます。割れが出るのも反りが酷くなって起きる場合と、屋根を葺く時のヒビ割れが広がってしまう場合があります。劣化が酷くなっての割れの場合は、塗装工事でのメンテナンが出来ない場合がありますので、傷みの状態をしっかりと調べていきます。


割れが出ている部分は何箇所かしかありませんが、そのままでは塗装工事は出来ません。ヒビ割れを補修してから塗装をおこなうのですが、割れた部分にコーキングを詰めて上から塗料を被せます。割れに関しては補修で直せますが一度反ってしまったスレートは元には戻りませんので、劣化が進む前に塗装工事でのメンテナンスをおこなう必要があります。
スレートの傷みが酷くなければ塗装工事が可能です

スレート屋根で塗装が出来るかどうかを判断するのは、スレート自体の傷みと下地の傷みです。スレート自体の劣化は反りや割れの状態を確認し、状態が悪ければ塗装は出来ません。また、下地の状態も重要で、築年数が20年~25年が経過している建物は下に葺いてある防水紙(ルーフィング)の劣化も考えなければなりません。下地が劣化していると塗装をおこなっても雨漏りする可能性が高くなりますので、塗装は出来ないと判断します。立川市幸町のスレート葺き屋根は、割れが何箇所か出ていますが反りも殆ど無く、下地の状態も問題ありませんので、ヒビ割れの補修をおこなってから屋根塗装工事でのメンテナンスをおこなう事になりました。
記事内に記載されている金額は2019年07月16日時点での費用となります。
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