八王子市めじろ台にて外壁の塗装工事を行いました。今年で築22年目になるお客様のお住まいは、モルタル外壁を採用されていますが、今まで本格的なメンテナンスは行ってこなかったとの事です。塗膜の劣化による汚れやカビ、藻などの繁殖が目立ち、今後の事もお考えになり今回の塗装工事となりました。
今回はモルタル外壁塗装工事の模様をお伝えします。
高圧洗浄後、パーフェクトフィラーで下塗り
まずは外壁を高圧洗浄できれいにしていきます。水圧が非常に高く、外壁の汚ればかりではなく、カビや藻、苔、そして古い劣化した塗膜まで洗い落としていきます。ただ水圧が高い分、洗う素材によってはかえって傷めてしまう可能性もありますので、そこは調整しながら慎重に進めていきます。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3工程で行います。塗料は下塗りを下塗り専用塗料、中塗り・上塗りを仕上げ用塗料で塗っていきます。
今回、下塗り用の塗料はパーフェクトフィラーを使用します。この後塗装する仕上げ用塗料とモルタルとの密着性を高める役割があります。色は白です。ローラーを使用して隅々まで丁寧に塗っていきます。
シリコンセラUVで仕上げ塗装
フィラーで全体を塗り終えますと、一旦乾燥させます。次の塗装工程に進める前に一度しっかりと乾燥させて重ね塗りしていきますとしっかりとした塗膜が出来上がります。塗膜に厚みをつけることで仕上げ塗料本来の性能を発揮することができます。
充分に乾燥してから仕上げ塗装に入ります。仕上げに使用する塗料はシリコンセラUVです。非常に耐久性、防藻性の高い水性塗料です。
仕上げに使用するローラーは毛足が長いタイプを使用します。モルタル特有の凸凹した表面にも追随できるローラーです。塗り斑に気を付けて隅々まで塗装していきます。
色は淡いクリーム色のND-105です。下塗りの白い色を塗りつぶしていくように丁寧に塗っていきます。塗り終えた後はしっかりと乾燥させ、さらに上塗りをしていきます。
汚れてしまったモルタル外壁が美しく蘇りました。
記事内に記載されている金額は2019年10月03日時点での費用となります。
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