本日は調布市深大寺元町のお客様より承りました、外壁の塗装調査の模様をお伝えいたします。
「前回の塗装から15年程になり、そろそろ外壁のひび割れや軒などの傷みがが気になりだしたので、補修工事を検討している」とのご相談を承りました。
特に軒天や戸袋などの付帯部分も傷んできて気になっているとのことで、どのような工事が必要でどのくらい費用がかかるのかが分からず心配との事でした。
さっそく点検調査を行い、きちんとしたプランと価格でご提案させていただきたいと思います。
築21年になるモルタル外壁にクラックが多数発生
それでは早速調査を行います。今回のお客様は築40年目、外壁はモルタル外壁です。外壁に関してはおよそ15年ほど前に一度塗装メンテナンスをされているそうで、今回は外壁だけでなく付帯部分も対象との事です。
モルタル外壁というのは、素材が水とセメントと砂を混ぜ合わせてできていますので、耐熱性が高いというメリットの反面、ひび割れが起こりやすいというデメリットもあります。
今回モルタル外壁という事で、一番心配だったのが、やはりクラック(ひび割れ)です。モルタルという材質上、また地震の多い日本ということを考えますと、クラックはどうしても切り離せない悩み事のひとつといえます。
お客様のお住まいも、前回の塗装から15年とのことですがすでに塗膜が劣化してきて、クラックが数か所で確認できました。0.3mm以下の微細なクラックですと、高弾性の塗料を塗布することでカバーすることができるのですが、ひとめでわかるほどの大きなサイズのクラックとなりますと、やはり補修が必要となります。このまま放置いたしますと亀裂より雨水が侵入し、塗膜とモルタルの間に雨水が浸入し外壁が水膨れのように膨らみ、乾燥と浸水を繰り返すうちに塗膜が剥離してきてしまいます。そうなるとクラックの間から雨水が内部に浸入してしまい、下地材のみならず構造材まで腐食させかねません。そうなりますと補修するにしても大変大きな出費となります。
長く維持するという点で早期補修することが重要です。
塗膜の劣化により付帯部分も劣化してきています
お話に合った軒天や戸袋なども見てみましょう。やはり築40年経過してますので、付帯部分の塗装もかなり劣化していました。こちらは外壁と違い木材でできていますので、塗膜の劣化は直接素材の劣化につながります。木部から塗膜が浮き上がり、塗膜にひび割れが発生しています。場所によっては剥離してきています。
軒天の化粧板も塗膜の劣化により防水性が失われ、水分を含んで表面が波を打っています。亀裂が入っていている個所もあります。ここまできますと、表面を塗装しても塗膜が安定して定着できず剥がれてきてしまいますので、張替え工事が必要になってきます。
お客様には今回の調査について写真を見ていただきながらご報告させていただきました。
外壁に関してはクラック部分の補修作業と塗装工事、軒天の化粧板の張替え工事をご提案させていただきました。塗料に関しましては、モルタル外壁に最適な、360%にも及ぶ高弾性で亀裂に対応できるエラストコートをおすすめいたしました。
記事内に記載されている金額は2019年10月08日時点での費用となります。
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