今回は杉並区和泉にお住まいのお客様より承りました、屋根と外壁の塗装工事調査に伺った模様をお伝えいたします。
お客様のお住まいは今年で築21年経つとのことで、今回が初めての塗装という事だそうです。おそらくは塗膜もかなり劣化している状態だと思いますので、どのような工事が可能か調査いたしました。
築22年ですっかり塗膜が劣化したスレート


まずは屋根から調査です。
実際に上ってみます。屋根は化粧スレートを使用していました。やはり予想していた通りすっかり塗膜が劣化した状態で、色褪せた印象です。すっかり塗膜が劣化したせいで防水性が完全に失われ、雨が上がってかなり時間が経過していますが、まだ北側斜面などは濡れたままになっています。特に北側の面には日照時間が少ないせいか苔の繁殖が多く見受けられ、水分を含んでしまい乾きにくい状態になっています。このままではスレート自体が劣化してしまい、亀裂や変形の原因になってしまいます。早期に塗装が必要です。
カビや藻が繁殖したモルタル外壁


外壁も見てみます。外壁はモルタル外壁を採用されています。凹凸の表面をカットしたボンタイル吹きのヘッドカット仕上げです。ヘッドカットされた仕上げの凹凸部分に汚れがたまり、カビが繁殖してかなり黒ずんだ状態です。また北側外壁を見てみますと、広い面でうっすらと緑色に変色しています。これは外壁表面に繁殖した藻です。
モルタル外壁はセメントと砂と水を混ぜ合わせて作られてた素材なので、熱に強いというメリットがある反面、防水性がなく塗装によって防水性能を補うしかないというデメリットもあります。その塗膜が劣化してしまい、汚れやカビなどが表面に定着してしまって、苔や藻の繁殖へとつながっているのです。
これらのほとんどは高圧洗浄できれいにすることができます。きれいに落とした後は塗装を行えばまた新築同然に美しく仕上がる事でしょう。

記事内に記載されている金額は2019年11月12日時点での費用となります。
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