北区豊島にお住まいのお客様より、強風でベランダの屋根が飛んでしまったとのご連絡をいただき、現地調査へ伺いました。外壁や屋根についても併せて点検のご要望をいただきました。今回は、外壁の点検結果についてご報告します。
取り合い部分のシーリング
外壁と軒天の取り合い部分に大き目の隙間が開いていました。外壁材と軒天材という異素材の取り合い部分にシーリング処理が施されています。台風等の強風・地震などで建物が揺れたとき、また、サイディングが寒暖差で伸縮したときに、シーリングが衝撃を吸収してくれています。紫外線や雨風に晒されることで、弾力性を失ってくるためヒビ割れ(隙間)に繋がります。
シーリングの劣化
シーリングの劣化が顕著に出ています。劣化の種類には「ヒビ割れ」・「剥離」・「破断」・「欠落」などがありますが、「欠落」以外のすべてが確認出来ました。雨水が浸入しないよう、早めの対処が必要です。
外壁にうっすらと緑色の苔が発生していました。外壁表面は塗装(塗膜:とまく)により防水性能が保たれています。経年により塗膜の防水性能が損なわれてくると、徐々に水切れが悪くなってきます。そして、特に日当たりの悪い面で発生しやすいのが苔や藻の発生です。現在使用されているほとんどの塗料には、防苔や防藻、防カビ剤が含まれていますので、塗膜の劣化が進んでいるというサインになります。
オートンイクシードをご提案
幕板(まくいた)継ぎ目のシーリングも劣化が見受けられました。こちらもち替えが必要です。幕板の色は黒系や白系の色が多く、幕板の継ぎ目も塗装されています。シーリングの劣化度合いにより、幕板を外す必要があるか否かを判断します。点検の結果、外壁のチョーキング症状も確認され、シーリング打ち替えと外壁塗装のご提案となります。外壁塗装の塗料については、長寿命で高性能な塗料をお客様のご要望も踏まえ決定していきます。
使用するシーリング材は、オート化学工業の「オートンイクシード」です。オートンイクシードは塗料の耐久性に合わせたメンテナンスが出来るよう20年超の耐久性を持っています。また、独自のLSポリマーを配合することで外壁材の黒ずみの原因にもなる可塑剤を含まずに高い柔軟性を保持しています。長期にわたり目地からの雨漏りを防いでくれます。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルス予防対策のため、引き続きマスク着用・手指の消毒を徹底してお伺いしております。オンラインでのお打ち合わせも承っておりますので、お気軽にお問合せください。
記事内に記載されている金額は2021年12月18日時点での費用となります。
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