既存の鉄骨階段は定期的にメンテナンスをされているのか錆も少なく塗膜もかなり綺麗に残っている状況ではありました。しかし以前メンテナンス不足だったことから鉄骨階段での転落事故が発生したことも記憶に新しいかと思います。
鉄は非常に頑丈で強固なイメージがございますが、ひとたびサビてしまうと一気に耐久性が落ちてしまいます。また、錆もどんどん広がっていってしまうので放置してしまう事は非常に危険です。
そのためしっかりと状況を見極めつつ適切なメンテナンスを行うことが重要です。
①ケレン掛け
②下塗り（錆止め）
③中塗り、上塗り（仕上げ材）
中でも重要な項目は①のケレン掛けの作業になります。ケレン掛けというのは下地調整の目的で行う工程なのですが、既存のサビや旧塗膜の剥がれをサンドペーパーなどで落としていく作業になります。
錆をそのままにしてしまうと塗膜の吸着を妨げる他、後々の錆を誘発してしまいます。そのためできる限りケレン掛けを行い錆を落とす必要があるのです。またケレン掛けにはあえて鉄部に細かな傷をつけることによって塗料の食いつきを良くするという目的もございます。塗装を行う際はしっかりと下準備を行いましょう。
続いての項目は下塗り作業です。こちらは塗装工事であればほとんどの場合に行う工程で、塗料の吸いこみを抑えたり、下地調整の役割を果たします。外壁を塗装する場合も下塗をしっかりと入れなければ塗料がガンガン外壁に吸われて色むらになったりする原因になりますのでご注意ください。
同じ塗料を使用しても中塗りと上塗りでは発色の仕方も異なります。中塗り時に思った色が出ていなくても上塗りでばちっと決まってまいります。
今回は付帯部のみのご相談でしたが冒頭にもお話した通り外壁塗装などと合わせていただくことで費用の節約になります。外壁塗装工事は税込657,800円から承っております。工事の規模や使用する塗料のグレードによって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年10月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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