
屋根の状態を確認していきます。屋根材は瓦棒葺きになっています、雨樋に近い部分の先端部分が錆が出てきています。この部分の腐食が進むと内部に雨が侵入してしまいまして、構造体に影響を与えてしまいますので、早急に対処が必要な状況です。

屋根面全体にはまだ錆などの腐食は多くみられませんが、瓦棒葺きの先端部分については錆の影響が多く、原因としては冬期間の積雪が残り、氷になって長く居座った為と思われます。雨樋についても錆の影響の多く出てきており、竪樋については穴が空いてしまっている部分もありました。

軒天材の状態を確認します。屋根の隅の部分の塗装の剝れが見受けられました、一部に多く剝れが見られた原因がなぜだろうと全体を確認してみました。上部屋根の形状が、雨樋側に全部傾斜している、片流れ屋根の形状であるのに対して、横樋の受けからの竪樋の排水が1ヶ所になっている点が問題点ではないかと考えました。1ヶ所に多くの雨水が流れ込み、排水できずにあふれ出て軒天材に影響が出たものと思われます。

建物北側の軒天に取り付けられている換気口周りに塗装の剝れが見受けられます。この部分の換気口は2階の浴室の排気になっています。おそらく排気が漏れて結露してしまったことが原因では無いかと思います。塗装工事を行う前に軒天材を新しいものに交換して換気口の取り付け部分をコーキング処理することで対応します。
記事内に記載されている金額は2019年01月08日時点での費用となります。
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