

先月の台風によって棟板金が飛んだために調査の為、屋根に登ってきました。
棟板金が飛んで桟木がむき出しになっていましたが、状態は悪くもなく防水紙もしっかりと施工されてあったので雨漏りの心配は今のところ大丈夫のようです。
台風で被害が多く出ると修理に大変時間がかかってしまい、雨漏りしているお宅から修理していく為に、雨漏りが起きていない所は後回しになってしまいます。今回も棟板金が落ちたので被害が判明したのですが、遠くに飛ばされていたらわからなかったかもしれません。


棟板金が台風で飛ばされたことによって現場に伺ったのですが、やねがいたるところで割れているのが確認できました。よく見ると今回の台風ではなく以前から割れている状況でした。
これは屋根材が、薄型スレート瓦といわれカラーベストやコロニアルなどといわれていますが、それぞれに名称があり中には不具合が発生してるものも数種類あります。今回のはアスベストが若干入っているのですが、含有量が少ない為によく割れるタイプのものだと思われます。この場合は、塗替えではどうしようもなく屋根カバー工法をするしかありません。
屋根カバー工法は、ガルバリウム鋼板を使用した屋根材を上から被せていく施工方法です。今回提案するものは、アイジー工業のガルテクトという商品を提案します。ガルテクトは遮熱効果があるために室内の温度を下げる効果もあるためによく使用しております。

棟板金の釘が抜けていました。新築の時に釘を使用するのですが、錆びている所からステンレス製の釘を使用していないのがわかります。また、釘の長さも2cmぐらいのものを使用するために余計に抜けやすくなっています。
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