
外壁は塗膜が劣化してチョーキングしていました。チョーキングとは白亜化現象ともいわれ、触ると手に白い粉が付きます。これは塗膜の劣化現象のひとつで、紫外線や塗料の希釈、硬化剤不足などの原因があります。
塗料によっては全くチョーキングが15年経過しても起こらない塗料もあります。ほとんどが紫外線によるものなので7年ぐらいから起きる可能性がありますが、塗料の希釈を水やシンナーで多くした場合はもっと早くからチョーキングが発生して、手にたくさんの白い粉が付きます。最近使われるようになった2液性の材料でも硬化剤が少ない場合でもチョーキングが起きたり艶が引けるのが早かったりします。
チョーキングが起きたら塗り替えのサインのひとつです。

雨戸の塗膜が劣化した状態です。こちらもチョーキングが起きており、所々に下塗りの錆止めが透けている所があります。塗り替えした当初は艶がありとてもきれいに見えますが、年数が経ってくると艶が引け塗布量が少ない所は透けてくるので下塗りの錆止めのいろが出てきます。下塗りが透けてくるということは、上塗りが1回しか塗られていない可能性もあります。雨戸などの鉄部は年数が経てば錆が出てくるので、必ず上塗りを2回塗らないと規定の塗布量を塗布することが出来ません。

樋金具もしっかりと錆びていました。この部分も錆止めを塗って上塗りを塗装するのですが、金具の裏側も錆びているので塗り替えをしても直に錆が出てきます。劣化具合によっては金具を交換することも進めています。もちろんその場合はステンレス製の物に交換します。

ガス管も錆が発生しているので塗装をおこないます。たまにメーターも塗って欲しいと言われる方がいますが、メーター類はガス会社の物なので塗装することはできないです。電気メーターのボックスも同じです。外壁塗装するときは外壁に付随している鉄部や配管、エアコン配管カバーなど一緒に塗装を行います。
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