名古屋市瑞穂区にてモニエル瓦の下塗りと唐草や棟板金などの錆止め塗装をおこなってきました。
モニエル瓦では、高圧洗浄でスラリー層を除去しないと塗膜が剥がれるためにしっかりと洗浄をしたので、洗浄前と洗浄後の写真を見比べるとモニエル瓦の色が違うのがはっきりとわかると思います。
屋根には板金があるので塗装するときは一緒に塗り替えを行いますが、板金にも、棟板金、谷板金、唐草などがあります。
錆止めを塗装する前には、タワシみたいなものやペーパーを使用して研磨して細かい傷をつけて、清掃してから錆止めを塗装します。
今回は屋根の仕上げ材が弱溶剤系なので、板金部分は錆止めを塗って屋根の材料で一緒に仕上げていきます。
錆止めには、板金がガルバリウム鋼板なので密着性を考慮して、エスケー化研の2液性のSKマイルドボーセイを使用しました。

唐草・軒先板金
軒裏の先端部分になり軒樋と屋根の間に取り付けてあるために、塗替えの場合は塗装が施工しにくい場所にあります。

隅・隅棟・隅下り棟
寄席屋根の角の部分にあるのを棟という。屋根仕様が水性の場合でも弱溶剤の塗料を塗るのが望ましい部分。

1回目
下塗りをたっぷりと塗布していきますが、モニエル瓦の吸い込みがかなりあります。

2回目
1回目が乾燥してから2回目を塗って、ようやく濡れ色感が出てきました。
モニエル瓦の下塗りには、エスケー化研のマイルドシーラ―EPOを使用しました。この塗料は2液性で浸透性・固着性があるためにモニエル瓦などの洋瓦やセメント瓦に最適な塗料です。モニエル瓦の場合は必ず2回以上塗装して表面に濡れ色感が出るまで塗装をおこなわないと塗膜が剥がれる原因になります。
記事内に記載されている金額は2022年04月02日時点での費用となります。
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