街の外壁塗装やさん名古屋南店です。
名古屋市瑞穂区にて外壁と屋根の塗り替え前の洗浄の様子になります。
塗り替えをおこなう前に汚れや藻などの汚染を高圧洗浄にて洗い流した後に、シーリング工事、塗装工事と進めていく重要な作業になります。
但し、雨漏りが発生している建物や雨漏りしそうな建物、シーリングの劣化が著しい建物の場合はシーリング工事を先におこなってから洗浄工事をおこないますので、一概に洗浄工事が一番最初におこなわれる工事ではありません。
外壁は窯業系サイディングを縦張りに張られており、新築時に現地でジョリパットのリシンという細かい石を混ぜて吹付塗装をしてありました。表面には石が吹き付けてあるために汚れも溜まりやすく、風通しの悪い場所では藻やコケが発生してしまいます。
塗り替え前に洗浄することで塗料の密着を高め、藻の発生を抑制することができ、防汚性や防藻性の塗料を使用する事でより一層抑制できます。
屋根は薄型スレート瓦のグリシェイドグラッサがでした。特徴は無機系ガラス質コーティングされているために、耐久性は高くなっており30年程度メンテナンス不要という商品のためにメンテナンスフリーといわれていますが、10年ぐらいから細かいヒビ割れや欠けが発生していることもあるので、状況によっては塗装が不可になり屋根カバー工法になる事もあります。
また、塗り替えをおこなうにしても無機系ガラスコーティングがされているために、通常のシーラーではなく無機系の屋根にも塗装ができる専用のシーラーを使用しないと塗膜が剥がれてくる可能性があります。
高圧洗浄を使用して外壁は洗浄していきますが、ジョリパットのリシン仕上げがされているために、塗膜の劣化が激しい所の洗浄をおこなうときは、なるべくリシンの石を洗浄で落とさない様に洗わないといけないのですが、藻や汚れは落とさないといけないために洗浄をおこなうにしても十分気を付けておこないます。
屋根の洗浄をおこなうときは、ターボノズルという外壁に使うものより、水圧が強く回転しながら水を吹き出すので屋根材の塗膜が劣化していると表面を水圧で捲ってしまいますが、屋根材の表面が捲れることで塗料が吸いこみ、屋根材と塗膜の密着が強固になります。
屋根を洗浄するときに、お隣が近い場合は汚れた水やゴミが飛んでしまいますので、飛散防止のブルーシートを張ったり、マスカーなどを使用して養生をおこなってから洗浄をおこないます。
記事内に記載されている金額は2023年06月20日時点での費用となります。
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