
窓の上にある小さい屋根が、庇(ひさし)と言います。この庇は撤去することになりました。家の正面側は庇から雨が侵入していました。風向きで雨の当たり具合でも違いますが、雨水の侵入の原因となるので撤去することにしました。

庇(ひさし)撤去後です。庇からひび割れしたりひさしと壁の間から雨水が侵入してしまい庇を支えている木部が腐ってしまったりと撤去してみてわかることがあります。それらを防ぐためにもまずモルタル補修を行い雨水の侵入を防ぎます。

南側の2階部分の庇(ひさし)撤去を行いました。1階と同じで中は空洞になっています。ここに木材を張り付けて、その上からモルタル塗りを行います。2階も庇からのひび割れもありました。

南側の2階部分は壁全体に庇(ひさし)がつながっていたので一気に撤去しました。鉄の部分はカッターで切り落とします。両端は木材が腐ってたので補強します。

庇(ひさし)を撤去した箇所をモルタル塗りで補修していきます。空洞になっているので下地となる板を打ち付けていきます。

下地の板を打ち付けたらフェルト(防水)のシートと、ラス網というモルタルの剥がれ落ちを防ぐための金網を張り付けていきます。

モルタル補修の材料は、ベースモルタルです。普通のセメントと違い壁などに塗りやすい軽量モルタルです。普通のセメントだと重量があるので壁などには不向きです。

下地が出来上がったらベースモルタルでなるべく厚塗りしていきます。隙間もつくらないように丁寧な作業を行います。しっかりと乾燥させたら金属サイディングの重ね張りの下地を行っていきます。
記事内に記載されている金額は2018年11月02日時点での費用となります。
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