堺市で事務所ビル内の一室の梁型と天井の境目で塗膜がめくれてしまったのです。めくれた部分から内側にある鉄筋がちらりと見えています。
原因は建物の外側から雨水の侵入が考えられますが、断定することはできません。
めくれている所は大きくありませんが、塗膜の落下、見栄えが良くないこともあり部分塗装工事を行うこととなりました。
ケレン作業してみますと、余り大きくは剝離しませんでした。横に見えているヘアークラックですが、塗装すれば塗膜によって見えなくなります。
鉄筋が見えていますので、下地処理にエポキシ錆止め塗料を刷毛で塗ってから変成シリコンで上からなぞりました。
下地処理をしないと水性塗料を塗った後から鉄筋の錆が浮き出て来る可能性があります。あとは、縁切り(切りの良い所)しての塗装作業です。
下地処理を終えたら、剝離したか所を中心に切りの良いところにマスキングテープを貼っていきます。これで、塗装範囲が決まりました。
あとは、水性艶消し塗料を2回塗っていきます。室内の壁や天井は大体艶消し塗料を使うことが多い(事務所等)ですが、施設によっては艶ありの塗料を推奨することがあります。
色合いも面積が少ないため、白色を基準に現場で近似色を作って塗装しました。
写真のように天井は少し控えめに、梁型部分は50㎝程度。マスキングテープを使って塗装範囲を決めて、塗装工事終了です。
外部からの雨水等侵入を防ぐためには外壁塗装、シールの打ち替えを行えば多くは侵入はなくなると思われます。(壁本体の欠損が有ればセメント補修等行う必要があります。)費用も安価ではないので、悩ましいところです。
記事内に記載されている金額は2024年03月28日時点での費用となります。
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