前回はキッチンの床、解体、下地補修、コンパネ貼り、一部壁の解体、下地補修、壁貼り、水漏れ補修、床下湿気対策を行いましたので今回はその続きをお伝えしたいと思います。次に勝手口がありますのでそこに付け框を取り付けていきます。今回は集成材を使い塗装仕上げにしていきます。床には12mmのフロアーを貼りますので段差が付かないように付け框を12mm上げて取り付けていきます。ボンドを塗りフィニッシュネイルで固定していきます。
付け框が付いたら次はフロアーを貼っていきます。まずは基準となる1列目のラインを墨で出していきます。最初と最後のフロアーの幅が左右対称になるように部屋の長さを割って墨出しをします。その墨に合わせて1列目のフロアーの幅をカットし、ウレタンボンドを塗って貼っていきます。
フロアーは凹凸の部分をかみ合わせて貼っていき、そこにフロアータッカーで釘を打っていきます。ジョイントが同じにならないよう交互に変え同様に貼っていきます。よくお客様から「1、2枚だけ貼り替えてほしい」と言う依頼がありますが部分貼り替えはできません。
半分くらいまで貼ったら傷がつかないよう養生をして荷物等を移動していきます。同じ作業を繰り返しどんどん貼っていきます。
最後は墨出しがバッチリ!できていれば最初と同じ幅のフロアーが入るはずです。1列目同様に長さと幅をカットして貼っていきます。
最後に床と壁の際に幅木を取り付けていきます。入隅は幅木を45度の角度で切り木工用ボンドを塗ってフィニッシュネイルで固定していきます。
付け框もフロアーの色に合わせて塗ってもらい、あとはキッチンを取り付けて壁のクロスを貼り替えてもらえばピッカピカです。
記事内に記載されている金額は2019年09月06日時点での費用となります。
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