今回、大分市の明野高尾の一戸建て住宅でコロニアル屋根のタスペーサーの取り付け作業を行いました。
屋根の塗装を行う際に縁切り作業が必要になります。縁切り作業とは屋根と屋根とが重なった部分に隙間を作る作業のことです。タスペーサーを差し込むことで隙間が生まれます。
タスペーサーを差し込み屋根と屋根に隙間を作ることで、雨漏りしてしまうのではないかと心配される方も多いと思います。しかし、タスペーサーを取り付け隙間を空けることで、雨漏りを防ぐことができます。
屋根の構造上、強い雨や強風時に雨水は瓦の下にも浸入します。瓦の下に入り込んだ雨水の逃げ場を作るため、屋根と屋根の間にタスペーサーを差し込みます。屋根材の下に雨水が溜まってしまうと、雨漏りの原因にもなると共に木材の腐食にもつながります。
また、タスペーサーで隙間を作ることで結露の防止にもなります。屋根の内側に結露してしまうと雨漏りの侵入と同様木材の腐食の原因になります。
縁切り作業は元々、カッターなどで行ってきましたがタスペーサーより時間がかかり大変な作業です。屋根に傷がついてしまうのも問題点です。タスペーサーを使用することでこのような問題点を解消できました。
タスペーサーを差し込んだ後に塗装作業を行いますが、塗料が隙間に入り込まないように注意しながら塗装作業を行います。
屋根の塗装を行う際にタスペーサーが絶対必要という訳ではありませんが、必要な住宅の場合は必ず使用します。
記事内に記載されている金額は2018年07月25日時点での費用となります。
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