今日は外壁のクリアー塗装をしました。
外壁塗装でクリア塗料を使う必要性とは
クリア塗料は、着色作用のある顔料が含まれていないぶん、艶で調整することができます。
艶にはいくつか種類があり、艶感を十分に出したい場合は「艶あり」、逆に控えめでシックな風合いにしたいときは「三分艶」
など、好みによって光沢度が選べます。一方、クリア塗装では、主に「アクリル系・ウレタン系・シリコン系・フッ素系」
の塗料が使われるほか、それぞれ「水溶性と油性」という2種類が存在します。水溶性と油性では「耐久性・価格・臭い・環境面・作業時間」
などが異なります。


通常、色つきの塗料には、顔料が含まれています。
この顔料によって、塗料は様々な色を表現することができます。
一方、クリヤー塗料には、色を表現するための顔料が含まれていません。
そのため、ストーン調や、タイル調、レンガ調のサイディング材など、デザイン性重視の意匠サイディングの表面に塗装しても
模様や目地がつぶれないため、外壁材のデザインを残したまま表面を保護することができます。
クリヤー塗料のメリットに、外壁のデザインを残しつつ、表面を保護できるという点は、先ほど説明した通りです。
クリヤー塗料には、その他にも様々なメリットがあります。
●外壁に艶を出したい時に
クリヤー塗料は、表面を保護するだけでなく、外壁に、明るく艶のある光沢を与えることができます。
藻やカビ菌に強いタイプのクリヤー塗料もありますので、艶を出しながら、美しさと衛生さも保つことができます。
●チョーキングが発生しない
チョーキングとは、塗料が劣化して、塗膜表面に白い粉が付着する現象のことです。
白い粉の正体は塗料に含まれる顔料で、塗料の結合力が失われることによって、顔料がチョークの粉のように白い粉になって外壁表面に現れるようになります。
ところが、先ほども少し触れたように、クリヤー塗料には、色を付けるための顔料がそもそも含まれていません。
そのため、塗料の状態が劣化してもチョーキングが起こらず、誤って外壁に触れて、洋服やカバンが白く汚れてしまうことがありません。


記事内に記載されている金額は2018年09月27日時点での費用となります。
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