
まずはケレンをして下地の表面に細かな磨き傷をつけていきます。
鉄部は表面がツルツルしているので引っ掛かりがなく、そのまま塗料を塗布しても塗膜が剥がれやすくなってしまうので、必ずこのような研磨作業が必要になります。また、サビが見られる際にもしっかり削り落としていきます。
今回はサンドペーパーを使用していますが、ケレン道具にはナイロン製たわしのマジックロンや、皮スキ(金ベラ)、サンダーといった電動の研磨工具があり、場所や状況によって使い分けています。
サンドペーパーは使いやすい大きさに切り、折りたたんで外壁との隙間に差し込むようにして擦っていきます。

ケレンを終えたらサビ止めを塗布します。
サビ止めとはその名の通り、サビが発生することを防ぐ下塗り剤です。
今回使用した「エスケーマイルドボーセイ」は、
金属下地をはじめとする各種旧塗膜に対し、優れた密着性があり、
特殊変性エポキシ樹脂と特殊防錆顔料の相乗効果により、優れた防食性を示します。
刷毛やローラーの作業性に優れており、乾燥後は緻密で滑らかな塗膜を形成するので、
上塗材の光沢を十分に引き立てる事ができます。
また、人体に有害なクロム・鉛を一切含まない安全設計となっています。
サビ止めは仕上りの色に合わせて選びます。
今回水切りは現状の白のままなので、サビ止めも白色ですが、他によく使われている色は、赤錆食やグレー、茶などです。
外壁に材料をつけないように気を付けながら、刷毛でたっぷり塗布していきました。
鉄部は痛みやすい箇所でもあるので、サビ止めで耐久性が向上されるように下塗りしていきます。
記事内に記載されている金額は2018年11月22日時点での費用となります。
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