
スレート瓦の時には、タスペーサーを瓦の間に入れる縁切りをします。これは、雨漏りを防ぐためにとてもとても大切です。スレート瓦を塗り替えると、塗膜が付くため瓦と瓦の隙間が埋まってしまいます。本来は、隙間があることで強い雨が吹き込んでも、雨水が流れていく仕組みになっています。
塗り替えをしても、瓦と瓦の間に隙間を作ってくれるのがタスペーサーです。タスペーサーを入れたまま、中塗り、上塗りをしていっても隙間があるままなのです。強い雨が吹き込んでも、ちゃんと流れ出てくれます。

タスペーサーは、瓦一枚に対して、両サイドに一つずつ差し込みます。大屋根も、下屋根もすべてに行います。タスペーサーを入れるのは、屋根の勾配や塗り替えの回数、屋根の傷み具合などによって異なります。
タスペーサーが無い時代は、塗り替えが終わった綺麗な屋根の塗膜に、カッターで切り込みを入れて隙間を作ったいました。すごい手間と時間がかかるうえ、見た目も汚くなってしまうところがマイナスでした。が、今ではこんなにいいものがありますので、大丈夫ですよ。

タスペーサーです。黒くて軽いプラスチックのようなものです。

まだ、作業時間がありましたので、軒天も塗り替えをしていきました。作業時間を無駄なく使って進んでいます。
記事内に記載されている金額は2019年08月22日時点での費用となります。
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