外壁の目地の様子です。工事前は、このような状態でした。コーキング材は劣化します。コーキング材に含まれている可塑剤(かそざい)という成分が気化してしまうからです。すると、コーキング材は固くなり、建物の振動や紫外線などの影響によって、ひびが入ってきたり、隙間ができてきたりします。
0、3ミリ以上の隙間ができてくると、雨水が入りやすくなってしまいます。本来、雨水が入らないようにするのがコーキング材の役割です。なので、新しく打ち替えることで、雨水を入れさせない目地にしていきます。
目地のコーキング材をすべて撤去します。目地に沿ってカッターを入れて、綺麗に剥がしていきます。目地に貼ってあるのは、マスキングテープです。目地の両サイドに貼って、養生をしています。まっすぐ綺麗な目地ができるからです。窓の周りのコーキングは取れないので、打ち増しをします。そのために養生をしています。
外壁材とコーキング材が密着しやすいように、プライマーを刷毛で塗ります。そして、コーキング材を打っていきます。コーキング材が乾かないうちに、ヘラを使って目地に隙間なく埋め、表面は綺麗に整えます。マスキングテープを剥がすと、綺麗な目地が完成します。
使ったコーキング材は、オートンイクシードです。可塑剤が入っていないので、一般的なコーキング材と比べて長持ちします。LSポリマーが配合されたことによって柔軟性のある長持ちするコーキング材になりました。
屋根の棟の板金部分です。ジョイント部分のコーキング材にも打ち増しをします。マスキングテープを貼って、オートンイクシードを打っていきます。これで下準備ができました。塗り替える前にこのような作業を行っていますよ。
記事内に記載されている金額は2019年09月25日時点での費用となります。
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