お客様宅の外壁を手で触れてみたところ、手に粉のようなものが付着しました。これはチョーキング現象が出ている証です。古い塗膜が紫外線や雨風に晒されているとどんどん劣化していきます。それが粉状となってくるんですね。
ベランダの角がぼろぼろになっていました。雨水が壁材の裏に入り込んで長い間水を吸ってしまったのでしょう。壁材も手で触ってみると浮いている状態でした。雨水が入り込まない対策を取らないとまた同じような状態になってしまいますね。
外壁材に付いている飾りの幕板が浮いていました。この幕板は木でできているために水分を吸って反りがでてきたようです。もともとの塗膜の保護がなくなって水分を吸い込みやすい状態が長い間続いていた可能性が高いです。塗装をして防水保護を取らないとどんどん反りが出てしまいますね。
ベランダの床面に細かい亀裂が見られました。ベランダ床面には防水処理がされていますが、防水のトップコートが経年で亀裂が入ったのでしょう。防水を長持ちさせるためにトップコートの塗り替えをお勧めします。
ベランダ床に苔も生えていました。湿気が多く風通しの悪いところでは苔が生えやすくなります。定期的にお掃除されるといいですね。
記事内に記載されている金額は2020年02月26日時点での費用となります。
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