お住まいの外壁に「小さなひび」を見つけたことはありませんか？
「ちょっとした傷みだから大丈夫かな…」
「塗装の時に一緒に直せばいいでしょ？」
そんなふうに思われる方も多いのですが、外壁のひび割れは思っている以上に深刻なトラブルにつながる可能性があるんです(>_<)
今回は、外壁にできるひび割れの原因や種類、そして重要な補修方法であるコーキングについて、専門業者の視点からわかりやすくご説明します！
まず、なぜ外壁にひび割れが生じるのでしょうか。主な原因は以下のようなものがあります。
経年劣化：紫外線や風雨による劣化が進み、塗膜や素材自体にヒビが入ることがあります。
地震や振動：地震や車の通行などによる揺れで、建物に微細な力が加わり、ひびが生じる場合があります。
施工不良：新築時やリフォーム時に十分な施工がされていないと、早い段階でクラックが入ることも…。
構造的な動き：建物の乾燥収縮や温度変化などによる膨張・収縮で、外壁材にストレスがかかることもあります。
一口に「ひび割れ」といっても、その形状や深さによって対応方法が異なります。
「ヘアクラック」とは、髪の毛のように細くて浅いひび割れのことを指します。
幅がおおよそ0.3mm未満で、外壁の表面の塗膜だけに発生していることが多いため、建物の構造には影響を与えません。
経年劣化や紫外線、雨風による外壁の伸縮が原因で起こることが多く、美観は損なわれますが、すぐに雨漏りや重大なトラブルにつながるものではありません。
ただし、放置しすぎると水が染み込みやすくなり、内部の劣化を進める可能性があるため、早めの補修が理想的です。
これは建物の揺れ、基礎の沈下、地震などが原因で発生しやすく、建物の構造に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
構造クラックは雨水の侵入経路となりやすく、雨漏りや内部の腐食の原因にもなるため、専門的な補修が必要です。
・雨水の侵入を防ぐ防水性
・建物の動きに追従する柔軟性
・美観の回復や維持
特にモルタルやサイディング外壁では、ひび割れをそのままにしておくと内部に雨水が侵入し、壁の中の木材や断熱材が腐ってしまうことも…。
コーキングで適切に補修すれば、ひび割れの進行を食い止め、建物の寿命を延ばすことができます(^^)/
コーキングの補修は、ひび割れの状態に応じて早めに行うことが大切です。
「まだ大丈夫かな？」と思っても、ひびがあればそれは外壁のSOSサイン。
目立たないうちにメンテナンスしておくことで、大きな工事を防げる可能性もあります。
補修費用の目安は以下の通りです。
「
シール充填」とは、
クラック部分にシーリング材（コーキング材）を直接充填して、ひび割れを埋める方法で、主に
ヘアクラックなどの浅くて細いひび割れに対して行われる簡易的な補修です。
施工も比較的短時間で済み、費用も抑えられるのが特徴です。
ただし、クラックが再発する可能性や、構造的な補強には向いていない点もあります。
そのため、美観の維持や雨水の侵入防止が目的の場合に多く用いられます。
カット工法（Vカット・Uカット）の場合：約1500～2000円/m
「
カット工法」は、
ひび割れ部分をサンダーなどでU字やV字に削って広げ、そこにプライマーや補修材を充填する方法です。
こちらは
構造クラックのような深くて広がったひび割れに対して有効で、しっかりと内部まで補修することができます。
施工に手間と時間はかかりますが、
耐久性が高く、再発防止にもつながるというメリットがあります。
まとめ：ひび割れを見つけたら、まずは専門業者にご相談を！
外壁のひび割れは、決して「放っておいても大丈夫」なものではありません。
見た目は小さくても、そこからじわじわと雨水が入り込み、建物の内部を蝕んでしまう可能性があります。
だからこそ、コーキングによる補修はとても大切なメンテナンスなのです(^^)/
街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積りは無料で承っておりますので、「うちもそろそろメンテナンスが必要かな？」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください！
記事内に記載されている金額は2025年04月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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