屋根の一番高い部分「棟(むね)」は、見た目には目立たないものの、屋根全体を支えるとても重要な構造です。
強風や地震の影響を受けやすいため、劣化や破損が起きると、雨漏りなどのトラブルにつながることも…(>_<)
この記事では「街の外壁塗装やさん」の視点で、屋根の棟の役割やよくある不具合、適切なメンテナンス方法について分かりやすく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
「屋根の棟」ってどの部分?意外と見落としがちな重要ポイント!

屋根の棟(むね)とは、屋根の最も高い位置で面と面が交わる部分を指します。
瓦屋根やスレート屋根、金属屋根でも共通して見られる構造で、建物の頂点にあたる場所なんです。
とくに切妻屋根や寄棟屋根では、「棟板金」や「棟瓦」といった素材で覆われており、雨風から屋根の接合部を守る大切な役割を果たしています。
しかし、この部分は風の影響を強く受けるため、劣化や破損が起こりやすい場所でもあります。
「普段あまり気にしていなかったけど、棟ってそんなに重要なの?」と思われた方もいるかもしれませんが、実は雨漏りの原因にもなりやすい要注意ポイントなんですよ(>_<)
屋根の棟で起こりやすいトラブルとは?
① 棟板金の浮きや外れ

金属屋根やスレート屋根などで使われる「棟板金」は、貫板(ぬきいた)という下地木材にビスで固定されています。
ところが、強風や経年劣化によってビスが緩んだり、木材が腐食してしまうと、
・棟板金が浮いてくる
・最悪の場合、台風などで飛散する
といった深刻な被害につながることも…。
② 棟瓦のズレや崩れ

瓦屋根の場合は、「のし瓦」や「冠瓦」と呼ばれる棟瓦が積み上げられており、漆喰やモルタルで接着されています。
地震や長年の風雨により、棟瓦がズレたり、崩れたりすることもあるため、こちらも定期的な点検が必要です。
③ 雨漏りの発生


棟の内部には、屋根下地同士のすき間や接合部があるため、棟の不具合は雨漏りの大きな原因に直結します!
「天井にシミが出ている」「壁紙が浮いてきた」などの症状がある場合は、まず棟の状態を疑ってみても良いかもしれません。
屋根の棟を長持ちさせるためのメンテナンス方法
屋根の棟は、適切なタイミングでの点検と補修がカギになります(^^)/
棟板金交換

棟板金の浮き・サビ・外れが確認された場合は、貫板ごと交換するのが基本的な補修方法です。
最近では、木製の貫板よりも耐久性の高い樹脂製の貫板が主流になっており、長持ちさせる工夫も進んでいます!
〔参考費用:棟板金交換工事 15万4000円/20m(税込)~〕
※あくまで目安の金額です。
漆喰補修・棟瓦の積み直し

瓦屋根では、漆喰の詰め増しや棟瓦の取り直し工事を行うことで強度を保つことができます。
定期的な点検で軽度のズレを見つけ、早めに対処しておくことが大切です。
〔参考費用:棟瓦取り直し 1万8150円/m、漆喰詰め増し 6600円/m(税込)~〕
※こちらも目安金額ですので現地調査が必要です。
屋根の棟は定期的な点検が大切です!
屋根の棟は、建物を守るために非常に重要なパーツです。板金や瓦のズレ・浮き・破損が発生すると、雨漏りなどの深刻なトラブルにつながってしまいます。
定期的な点検と早めの補修で、大切なお住まいをしっかり守っていきましょう!
街の外壁塗装やさんでは、点検からお見積りのご提案まで無料でご対応しております。ぜひお気軽にご相談ください(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年06月26日時点での費用となります。
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