現地調査

木更津市にお住まいのお客様は外壁がタイル張りのお家にお住まいです。掃除をしていたら、タイルの異変にお気付きになり、触ってみるといきなり崩れ落ちたそうです。触っただけで外壁が落ちるということは普通、ありえないことです。不安を感じ、建てた工事店にお問い合わせをした所、既に倒産しており、大変、お困りになっていました。
修理しにくい構造状態
今回、調査した場所は玄関のポーチ柱になっている所です。丁度通し柱になっている場所で他より太い柱です。太さは120角の柱でした。通し柱は2階まで通しで貫いてある長い柱です。外壁同様タイルを貼り付けてあったのですが、中に雨水が侵入し柱自体が劣化してタイルが剥がれた模様です。丁度、真上にはポーチ屋根があり、継ぎ目にクラックが入っていることを考慮するとほぼ間違いなく防水の不具合が原因でしょう。

柱の劣化

120角の柱はそうめったに朽ちる事はないのですが、表面がスポンジ状に劣化しています。長い間雨水が入り、逃げ場がなく乾燥できていない事が解ります。下地になっているベニヤも朽ちて釘の錆び方が尋常でない事から、水分が通年とどまっており、排水が出来ていないことが解りました。外壁から浸入した雨水は本来外壁の裏側から排水されなくてはいけませんが、通し柱は玄関土間に埋め込まれているため、逃げ場がなくなっている状態です。工事店が倒産してしまい、修理してもらうことが出来ず、瑕疵保険等も無い状態です。
至る所のクラック
柱の不具合近くの外壁には、至る箇所にクラックが発生していました。サイディングなどではない為、直接クラックが出やすいのはしょうがないのですが、タイル表面にまで同じようにクラックが入っていることは少々危険です。住宅の歪みが生じています。玄関側に沈みが生じている模様です、犬走にも大きな亀裂が入っているため、土地の立地条件も不安を感じます。隣には大型車両が通行する道路もあるため、振動なども多く心配要素が多々ありました。
住宅全体の歪みは綺麗に治すことはできませんが、補修しなければならない場所がありますのでどこまでどの様に修理するか、慎重に考えなくてはいけません。ご相談はフリーダイヤル0120-948-355にてお待ちしています

記事内に記載されている金額は2018年04月20日時点での費用となります。
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