黒い雨染み


君津市にお住まいのお客様は外壁と屋根の継ぎ目の雨押えになる部分より、雨漏れが発生し、和室の天井に大きな染みができてしまいました。天井を解体して始めて解りましたが、雨漏れした場所には大きな蜂の巣があり通常の染みよりも濃く雨染みが出来てしまっていました。
既存の和室天井は竿縁天井となっていました。古くからある天井の一つで、廻縁材に竿縁(細い桟)を取り付けその上に天井材をのせて取り付ける方法です。現在のような工場生産されたラミネート天井が一般的ではない頃は、薄く裂かれた木材を載せていました。
天井の設置


天井の竿縁を上から支える資材を吊木と言います。吊木は現在では910センチ間隔ですが、当時は1800センチと現在の倍にあたる間隔でした。現在のように細かく資材を使わないため天井そのものが軽かったからです。今回はより大きな丈夫な吊木により天井を支えます。
現在では本物の木材を使用して竿縁を生かして設置してしまうと、お値段の方もかなりものとなります。設置にも通常の設置方法で取り付けが可能であるときと、小屋裏に入ることが不可能な場合には、特別な方法で設置するほかありません。よりお安くするのであれば、現在の住宅で主流になっているラミネート天井も設置が可能です。工場生産で継ぎ目に男木女木が加工されているため差し込むだけで綺麗に収まるようにできています。
天井の張替え、完了です

木材は室内でも日焼けを致します。年月が経つと木材特有の日焼けで独特な配色になってきます。本物の木材を使用すれば初めは新しい木材と既存の木材の色は違いますが、年月が経って来れば似た色に馴染んで来ます。残念ながらラミネート天井は表面が特殊プリントされているため、色落ちがしなく既存との木調は合わなくなってしまいます。
色あせがしない事は良いことですが、古い資材と色は異なってしまいます。ご相談はフリーダイヤル0120-948-355にてお待ちしています。
記事内に記載されている金額は2018年04月23日時点での費用となります。
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