外壁塗装をする上で、やはり注目度が高いのは「外壁が綺麗になるか」かと思います(^▽^)/せっかく足場をお住い全体に架け、ある程度の工期を設けて外壁全体を塗るのですから、可能な限り新築に近い輝きや、ムラの無い仕上がりを期待したいですよね!
外壁塗装は美観の維持以外に、窯業系サイディングやモルタルなどの外壁材を保護するための塗膜を形成する目的も含んでいます。
そんな塗装の効果を長く継続させるために重要なのが、本記事でご紹介する下地調整なのです!
下地調整とは
外壁の下地処理とは、塗装を施す前に壁の表面を適切に整える作業のことです。この工程では、汚れやひび割れ、剥がれた塗膜などを除去し、均一で安定した下地を作ることが目的です(*^^)v
下地処理を怠ると塗料が浸透しづらくなったり、塗膜の密着性が低下したりするため、塗装の耐久性や美観に悪影響を及ぼす可能性があります。
正しい下地処理の手順には、以下のような作業が含まれます。
1. 壁の洗浄と除去:表面の汚れやカビ、コケを洗浄し、古い塗膜や劣化した部分を除去します。
2. ひび割れの処理:ひび割れがある場合は補修材で処理し、壁面の均一性を確保します。
3. 下地の補修:不均一な部分や凹凸を修正し、平滑な下地を作ります。
4. 下塗り処理:下地に専用の下塗り剤を塗布し、塗料の密着性を高めます。
外壁塗装の下地処理は手間が掛かる作業ですが、これを適切に行うことで塗装の寿命や仕上がりに大きな差が生まれます。
しっかりと下地処理を行うことで、美しい外観と長持ちする塗装を実現できます(*^^)v
下地調整:外壁の欠けてしまった部分をモルタルで補修
見た目が良くなることもありますが、傷んだ箇所の上にそのまま塗装を行っても塗膜は定着してくれません。そのため、塗装効果を長持ちさせるには下地調整が重要になるのです。
私たち街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装は税込657,800円~(税込)が目安の料金プランとなっています。
塗装の際には下地調整を欠かさず、鉄部にはケレンといった種類の下地調整も行っておりますので、ご安心して塗装をお任せください(^▽^)/
材質別の下地処理方法
上記ではALC外壁の塗装前の補修をご紹介しましたが、ここで改めて材質ごとに違ってくる下地処理方法について見ていきたいと思います(^▽^)/
モルタル壁
モルタルはセメントと砂の混合物で、強度と防火性能に優れていますが、時間の経過と共にヒビ割れが生じやすいのが特徴です。
下地処理では、まず表面の汚れや浮いている塗膜を高圧洗浄によって除去し、ヒビ割れ部分にはシーリング材やパテで補強します!
これは前半で写真と共にご紹介した施工と一緒ですね(*^^)v
欠損部分もパテや樹脂モルタル等で埋め、均一な表面を作り出すことで塗装にムラができないようにいたします。
これらの処理を丁寧に行うことで、塗料の密着性を高め、塗装の耐久性を向上させることができます。
窯業系サイディング
現代の住宅建築で主流となっている窯業系サイディングは、多様な材質で構成されています。
サイディングの下地処理でもモルタルと同様に、ひび割れ箇所へは塗装前にシーリング材などを用いて補修を行います。
モルタルと異なる点としては、継ぎ目の目地の処理が重要となります。
目地に使用されるシーリングは時間と共に劣化しやすいため、これを打ち替えることが不可欠です!
目地のシーリングが傷んでひび割れやサイディングとの隙間が発生していると、そこから雨水が浸入し外壁材の劣化や雨漏りに繋がってしまいます(-_-;
木部の下地処理
木部の下地処理は木材の種類や部位、状態に応じて異なります。
お住いの外壁部分では「破風」や「鼻隠し」、「軒天」などに木材が使用されている事があり、外壁塗装時にはこうした木部へも塗装メンテナンスを行うことが重要です(*^^)v汚れや付着物は洗浄、研磨などの方法で撤去し、物によってできた傷や凹みは浅い場合はサンドペーパーで研磨し、深い場合はパテで修正します。
これにより、木部の美観性を維持しつつ塗装の持続性を高めることができます(*^^*)
鉄部の下地処理
鉄部の下地処理は、主にサビや古い塗膜の除去に重点を置きます。
この作業をケレンと呼び、電動工具や手工具を使って鉄部の表面からサビや劣化した塗膜を削り落とします(^▽^)/
また、あえてサンドペーパーやワイヤーブラシを用いて表面に適度な傷をつけ、塗料が密着しやすい状態を作り出す工程も存在します(*^^)v
鉄部の下地処理を適切に行うことでサビの進行を遅らせ、塗装の寿命を大幅に延ばすことが可能になるんです♪(^∇^*)
>>関連ページ:ケレン作業の重要性について
木部の下地処理の様子をご紹介!ウッドデッキ塗装を行ったお客様
以前にDIYで塗装したウッドデッキが傷んでいるとのご相談をいただき、その塗装メンテナンスをご用命頂きました(^▽^)/
このままではウッドデッキ自体が劣化して行ってしまうため、下地処理で旧塗膜をしっかりと落としてから新しい塗料「キシラデコールフォレステージ」を使用した塗装を実施いたしました!
下塗りの前に、手作業によるケレンを行います。
ケレンを行うことで旧塗膜を落とし、新しい塗料の密着性を高めることができます。
この下地処理が今後の塗料の耐久性に深く関わりますので、皮スキを使用してさらに残った塗膜や汚れを剥がしていきます(^▽^)/
塗装に使用したのは低臭性と乾燥性に優れた木材保護塗料のキシラデコールフォレステージです(*^^)v
下塗りと上塗りを重ねていき、ウッドデッキ塗り替え工事が無事に竣工いたしました(^▽^)/
色は「カスタニ」です!
お客様からも「とても綺麗になった」とのお言葉を頂けましたヾ(≧▽≦*)o
今回の工事の施工金額は税込136,000円となっておりますので、是非ご参考にしていただければと思います!
記事内に記載されている金額は2024年03月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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