外壁材と同じく、屋根材にもたくさんの種類があります。屋根のリフォームを考えた時、度の屋根材にすればよいか頭を悩ませた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、国内で人気のある屋根材について、選び方やそれぞれの特徴、注意点をご紹介します!
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屋根材の選び方
屋根材を選ぶ際には、いくつかの重要な要因を考慮する必要があります。まず、屋根材の耐久性です。屋根材は一般的に長期間使用されるため、耐候性や耐久性が高い素材を選ぶことが重要です。
次に考慮すべきは、屋根材の重量です。建物の構造によっては、重量のある屋根材は不適切な場合があります。
また、断熱性や防音性も重要な要素です。特に寒冷地や都市部では、これらの機能性が快適な居住環境を作り出す上で大きな役割を果たします!
瓦屋根
日本人であれば、知らない人はいないのが瓦でしょう。古くから愛されてきた日本を象徴する屋根材です。粘土瓦、セメント瓦、コンクリート瓦等の種類があり、最大の特徴は耐久性の高さです。
粘土瓦の耐用年数は60年を超えるとも言われ、ほぼメンテナンスフリーに近い屋根材と言えるでしょう。
ただし、全くメンテナンスが必要ないわけではありませんので、注意が必要です。瓦屋根は瓦だけで完成するわけではなく、瓦を固定するための漆喰や銅線といった建材が不可欠です。これらの建材は瓦程の耐用年数を持ち合わせていないため、定期的にメンテナンスが必要です。
スレート屋根
スレート屋根は、現在国内で最もシェアの高い屋根材で、セメントを主原料として繊維質材と混ぜ合わせて作られる屋根材です。価格と耐久性のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れています!注意点としては、スレート自体に防水性がないことです。セメントが主原料であるため、そのままでは雨水を吸いこんでしまうスレートは、塗装によって防水性を保っています。そのため、塗装が劣化すると雨水を吸い、ひび割れや反りといった症状が発生し、雨漏りの原因となってしまいますので、定期的な塗装メンテナンスが必要な屋根材です。
金属系屋根材
金属系屋根材は、その耐久性、軽量性、多様なデザインで知られていて、種類としてはガルバリウム鋼板、トタン、銅板が挙げられます。ガルバリウム鋼板はアルミニウム、亜鉛、シリコンでコーティングされた金属板で、トタン屋根に比べて約2~5倍の耐久性を持ちます。メンテナンスを怠らなければ30年程度の長寿命を誇ります。耐久性が高く、サビに強い反面、断熱性や防音性はやや劣るというデメリットがあります。
トタンは亜鉛でメッキされた薄い鉄板から作られる屋根材で、特に価格の安さと施工のしやすさで知られています。トタンは軽量で耐震性に優れ、DIYにもよく使われます。しかし、その耐用年数は8~10年程度と短く、特にサビに弱いため、定期的なメンテナンスが必要です。また、断熱性や防音性は比較的低いため、それらの性能を重視する場合には適しません。
銅板はその歴史的背景と独特の美しさから、特別な建物に用いられることが多いです。耐久性は非常に高く、50年以上持つとされていますが、初期費用が高く、特定の専門技術を要するため、一般の住宅ではあまり使用されません。
アスファルトシングル
アスファルトシングルはガラス繊維にアスファルトをコーティングした屋根材で、防水性や防音性に優れています。特に北米で人気があり、コストパフォーマンスが高い一方で、耐火性や耐風性が低い点が挙げられます。
スレート屋根の塗装メンテナンス事例
スレートの塗装工事事例①
千葉県市川市のお住まいにて、経年劣化したスレートの塗装工事をおこないました。スレートは塗膜が劣化し、全面に苔やカビが繁殖している状態でした。
塗装後の様子
遮熱塗料「サーモアイSi」で塗装を行い、見栄えが悪くなっていた屋根が新築の様に生まれ変わりました。遮熱塗料ですので、夏場も涼しく過ごしていただけるようになりました。
スレートの塗装工事事例②
スレート屋根塗装を行った船橋市のY様です。この度はお写真のご協力をいただきありがとうございました!(^^♪
点検では、スレートの色あせや苔だけでなく、ひび割れや欠けも多く見られました(>_<)スレートを長持ちさせるには塗装でのメンテナンスが最適です。塗装工事の様子をご紹介いたします!
まずは屋根全体の高圧洗浄を行い、表面についた汚れなどを落とします!
続いてスレートのひび割れている部分を、シーリングを使って補修していきます。
スレート屋根の塗装前に必須とも言えるのがタスペーサーによる縁切りです!縁切りをしっかりと行うことで、屋根塗装による雨漏りを防ぐことができます(^^♪
↑こちらは今回使用する塗料です。日本ペイントの「パーフェクトベスト」になります(^^)/
パーフェクトベスト専用のファイン浸透シーラーという下塗り剤を使い、下塗りを行っていきます。
下塗りを終えたら中塗りを行います。使用したお色はニューワインです!
最後に上塗りを行い塗装工事は完了です!塗装工事は基本的に下塗り→中塗り→中塗りの3段階に分けて行います。こうすることで、より効果的な塗装工事を行うことが可能なんですね。
軽くひび割れが起きている状態でしたが、補修し上から塗装を行ったので雨漏りの心配もなく安心です。防水性だけでなく、美観も回復することが出来ました!(#^.^#)街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装だけでなく、屋根塗装工事といったお住まい全体のメンテナンスも承っております!街の外壁塗装やさんでは屋根の知識も豊富にございますので、屋根材のことでお悩みのことがございましたら是非私たちのお任せください(^^♪
記事内に記載されている金額は2024年03月11日時点での費用となります。
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