外壁屋根塗装工事には、下地補修・下地処理の工程の作業があります。最も基本的なのが「ケレン作業」で、非常に地道な作業になりますが、とても重要な作業です。古い塗膜が付着したまま塗装を行うと、塗膜の接着効果が著しく弱まり耐用年数が短くなります。
①除錆 <屋根(金属)・庇・鉄部(手すり・フックボルト)>
・サビはワイヤーブラシ・マジックロン・サンドペーパーなどで十分に除去します。
主な除去方法は、サビの状態に応じて除去(ケレン)の方法や程度が変わります。
●2種ケレン
・3種よりも塗膜の剥がれやサビが更に醜い状態で、スポンジ清掃では完全に除去することが難しく、動力工具(ディスクサンダー)などを用いて古い塗膜を除去するケレン作業です。
●3種ケレン
・発錆が部分的であり、動力工具(ディスクサンダー)や手工具(トンカチ・力棒・細のみ)などを用いて古い塗膜を除去するケレン作業です。
●4種ケレン
・旧塗膜変色・白亜化であり、粉化物・汚れをワイヤーブラシなどで除去します。
②旧塗膜の除去(屋根・外壁)
・付着の弱い旧塗膜は、高圧水洗浄・皮スキ・ワイヤーブラシ・マジックロンなどで、十分に除去します。
・膨れがある場合は、膨れ箇所周辺の塗膜を十分に除去し、水分の侵入経路を突き止め、補修を行います。
・付着の弱い旧塗膜が残っていると、剥がれ・膨れの原因となる場合があります。
記事内に記載されている金額は2019年07月16日時点での費用となります。
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