
本日は瓦屋根の漆喰について
現地調査してきましたのでご紹介します!
そもそも「屋根の漆喰って?」と思われる方も
多いのではないでしょうか。
屋根に漆喰を使用する場合は瓦屋根の場合です。
ですので、屋根の素材がスレートやガルバリウムなどを
使用しているお宅では屋根に漆喰は使用されていません。

瓦屋根の漆喰には下記のような使用理由があります。
・葺き土を雨から守る
・見た目が漆喰の白色になり、綺麗な仕上がりとなる
漆喰の寿命は約20年といわれています。
漆喰が剥がれてきていないか、築年数20年となる場合は
一度確認すると良いと思います。
漆喰が剥がれてきていたからすぐに雨漏りするというわけではありません。
剥がれた漆喰から雨水が葺き土まで染み渡り、
葺き土が湿ると雨漏りする可能性があります。
この間には数年かかるといわれていますが、
早めの検査が必要ですね。

漆喰は内壁にも使用されているように、
湿気や臭いを吸い取ってくれる機能をもちます。
また、屋根に使用した際には接着材のような役目も果たしてくれます。
漆喰は二酸化炭素に反応して固まる性質をもっています。
年数が経つにつれ、漆喰が固くなっていきます。
固くなると、剥がれてきて雨水が染み込んでしまう恐れが出てきてしまいます。

このように、しっかり屋根に登らないと
漆喰の劣化状況は確かめることが出来ません。
通常、漆喰は瓦の内部に埋め込んであります。
なので、家の下から
「漆喰が剥がれています」なんて言う業者は怪しんだほうが
良いかもしれません。

こちらのお宅の漆喰は
若干の漆喰の劣化がみられました。
屋根の張り替えまではいかず
済みそうです。

瓦の張替えとなると
リフォーム料金も上がってしまいます。
メンテナンスは定期的に実施することをおすすめします!
記事内に記載されている金額は2018年08月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。