かすみがうら市で屋根塗装工事を行っています。
棟板金が金属製だったため、表面のケレン処理を行い、サビを落としていきました。
まず、下塗りを行います。
下塗り塗料を塗ることで、金属製の棟板金に新たにサビが発生するのを防ぎます。
サビは金属と酸素が結びついて起きる酸化という化学反応で、金属が変質することで発生します。
下塗り塗料で金属部材表面に塗膜を作って、酸素をシャットアウトしていきます。
コロニアル材の部分も塗装します。
和瓦と違い、軽量スレート製のコロニアル材は、表面の塗膜が紫外線によって傷んでしまいます。
10年に1度を目安にメンテナンスとして塗り替え補修が必要です。
屋根の下塗りが完了しました。
今回、下塗りで使用したのは『サーモテックメタルプライマー』という遮熱塗料の下塗り剤です。
常に直射日光に晒される屋根は、夏になると表面温度が70℃近くにも上昇すると言われています。
高温で屋根が傷みやすくなるほか、室温の上昇や冷房効率の低下も引き起こすため、遮熱塗料で日光をカットし、住みよい家屋にしていくことをおすすめしています。
コロニアル屋根の一部が破損していたので補修します。
割れた欠片が欠損した場合は葺き替えになりますが、今回は屋根に残っていたため、シーリングでくっつけていきました。
コロニアル屋根は非常に薄く軽量な屋根材です。小石などが強風で飛んできたときにぶつかって割れてしまうこともあります。
非常に安価で、施工性も高く人気の建材ですが、台風の後などは破損など確認するのがいいでしょう。
屋根の破損は雨漏りにも繋がります。雨漏りしてからの補修工事は、非常に高額なので、定期的なメンテナンスで屋根を守っていくのがベストです!
屋根材の補修には『スムースエポ』というシーリング剤を使用します。
ひび割れなどの補修にも使われるシーリング剤で、屋根をくっつけました。
この上から更に塗装を行い、補強していきます。
屋根の縁切りのためにタスペーサーを設置しました。
雨水の逃げ場を確保し、雨漏りを防ぎます。
2回目の下塗りです。
劣化の度合いによって下塗りの回数が変わります。
今回は傷みが激しいため2度の下塗りを行いました。
下塗りが完了しました。
記事内に記載されている金額は2021年03月03日時点での費用となります。
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